今回の遠距離介護は時間のやりくりが大変になる!

いつもの遠距離介護がスタートしました。寒いこの時期は、盛岡に細かく帰省するようにしていまして、前回の遠距離介護から二週間ちょっとしか経っていません。

今回の遠距離介護の予定は?

元々は母を眼科に連れて行って、あとは巻き爪の訪問フットケア、この2つをこなせばいいはずでした。ところが入れ歯の調整が1回増え、さらに肛門科の初診、要介護認定まで急に入ってきてしまいました。

滞在期間はそれほど長くない割に、予定がめいっぱい入ってしまう展開に。ある日は、午前中だけで2つの病院をはしごしないといけません。週4回デイサービスがあり、そこから土日を除くと、特定の曜日に通院や用事が集中してしまいます。

デイをお休みして通院するケースも結構あるのですが、それはわたしの仕事時間や休息時間が奪われるという意味でもあるので、デイサービスの日は確保しながらの、時間のやりくりが求められます。

いつもは余裕をもって遠距離介護の予定を組んでいて、それでも最終日にはなんか忙しかったと振り返ることが多いのですが、今回は始めから時間がないと分かっているので、どうなってしまうのでしょう。

静かな遠距離介護であることをただただ願うのみですが、そうはならないでしょうね。失禁対策のところが落ち着けば、今回くらいの遠距離介護は平気なはずです。なんとか工夫して乗り切るつもりです。

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今日もしれっと、しれっと。


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東京と岩手の遠距離介護を、在宅で11年以上続けられている理由のひとつが道具です。介護者の皆さんがもっとラクできる環境を整え、同時に親の自立を実現するために何ができるかを実践するための本を書きました。図表とカラーで分かりやすく仕上げました。

3件のコメント

どこに書いていいものかわからず、失礼かもしれませんがお礼の意味も込めて長くなりますがコメントさせて下さいm(__)m
4年程前から祖母は生まれ育った地(東北)のグループホームで生活をしています。
遠方なので私はあまり会いに行けていませんが、母は月1で会いに行っています。
その頃からホームでの暮らしや、ケアマネさんとのやりとりを母から聞いて、介護の仕事に興味を持ちました。
ですが、友達に相談をすると皆口を揃え「大変だよー絶対きついよー」と言われ、私も調べようともせず、踏み出せない時間が1年半程ありました。

そんな中くどひろさんのvoicyを偶然見つけ聞いているうちに、介護に対する印象が私の中で180度変化しました。
辛い事も沢山あるけれど、なにより楽しんで介護をしているくどひろさん。
とても勇気をもらいました。
そして一歩を踏み出した私は今月より初任者研修の講座を受けながら介護施設で働く事に決めました。
いずれは認知症のことを詳しく勉強し、祖母と同じような認知症の方々のサポートをしたいと考えています。
初めての挑戦、何もわからず不安だらけですがこれからがとても楽しみです!
私は距離的にも祖母の介護はできませんので私が私の地で私なりにできる事をし、恩送りをしていきたいと思っています。
一歩踏み出す勇気を本当にありがとうございます。
これからもくどひろさんの配信を楽しみにしています!

くむさま

あら、わたしのvoicyが!

わたしは介護家族の立場なので、介護のお仕事の細かいところまでは正直分かりません。
これだけは間違いないのですが、介護をしているからといって、わたしは人生不幸とは思っていないです。
頑張らないでといつも言っているので、ゆっくりゆっくりいきましょう。

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ABOUT US
工藤広伸(くどひろ)介護作家・ブロガー
1972年岩手県盛岡市生まれ、東京都在住。
2012年から岩手でひとり暮らしをするアルツハイマー型認知症で難病(CMT病)の母(81歳・要介護4)を、東京からしれっと遠距離在宅介護を続けて13年目。途中、認知症の祖母(要介護3)や悪性リンパ腫の父(要介護5)も介護し看取る。認知症介護の模様や工夫が、NHK「ニュース7」「おはよう日本」「あさイチ」などで取り上げられる。

【音声配信Voicyパーソナリティ】『ちょっと気になる?介護のラジオ
【著書】親の見守り・介護をラクにする道具・アイデア・考えること(翔泳社)、親が認知症!?離れて暮らす親の介護・見守り・お金のこと(翔泳社)、医者には書けない! 認知症介護を後悔しないための54の心得 (廣済堂出版)ほか