リハパンのゴムがかゆい問題

最近、母がリハパンのゴムのあたり(お腹周り)をボリボリと掻くようになりました。高齢者はただでさえ肌が乾燥しやすいうえに、リハパンとの相性もよくないのだと思います。

ここ数か月で、リハパンの種類もメーカーも次々と変更していったので、一体どのリハパンが原因なのか現在調査中です。

乾燥肌の対策でやっていること

乾燥しやすい肌への対策として、前からヘパリンという泡のお薬を処方してもらっていて、保湿のために塗っています。掻いちゃダメといっても、母は止められずにずっと掻き続けてしまうのは、やむを得ません。認知症とか関係なく、かゆいものはかゆいですからね。保湿すると少しだけ落ち着きます。

あとリハパンのサイズを、1つ上げたらいいかなとも思っています。かゆみはおそらく、リハパンのゴムによる締め付けが原因で、母のお腹周りが極端に太くなっていて、これが1番の原因かなと推測しています。

認知症で80歳の母に今から腹筋をさせるわけにもいかないので、まずはこの2つで対策をしていこうと思っていますが、さすがに今から布パンツには戻せないので、サイズアップと保湿で解決したいところです。

ただこれからもリハパンの尿の吸収回数は多いものになっていくので、種類やメーカーが変わる可能性はあります。お腹周りが細くなっていくのも、今の食欲や元気さを失う意味でもありますし。ベストなところを探る日々が続きそうです。

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ABOUT US
工藤広伸(くどひろ)介護作家・ブロガー
1972年岩手県盛岡市生まれ、東京都在住。
2012年から岩手でひとり暮らしをするアルツハイマー型認知症で難病(CMT病)の母(80歳・要介護4)を、東京からしれっと遠距離在宅介護を続けて12年目。途中、認知症の祖母(要介護3)や悪性リンパ腫の父(要介護5)も介護し看取る。認知症介護の模様や工夫が、NHK「ニュース7」「おはよう日本」「あさイチ」などで取り上げられる。

【音声配信Voicyパーソナリティ】『ちょっと気になる?介護のラジオ
【著書】親の見守り・介護をラクにする道具・アイデア・考えること(翔泳社)、親が認知症!?離れて暮らす親の介護・見守り・お金のこと(翔泳社)、医者には書けない! 認知症介護を後悔しないための54の心得 (廣済堂出版)ほか