2年半ぶりに受けた大腸内視鏡検査の結果

母に続いて、自分も胃カメラと大腸内視鏡検査を2年半ぶりに受けてきました。

前回の検査の記事は下記で、直腸に5㎜ほどのポリープが見つかって切除しました。本当は毎年と言われているのですが、2リットルの腸管洗浄液を飲むのがつらいので、2年に1回と決めています。ちょっとずれたのは、半年前に人間ドックを受けたばかりだからです。

鎮静剤で眠っているうちに検査は終わる

いつもは受付をして、お尻に大きな穴の開いた不織布の検査着を着て30分くらい待つのですが、今回は5分で呼ばれました。そこで点滴を打って、また少し待つ流れだと思ったら、すぐにベッドに寝てくださいと。

腕を出して、そこから鎮静剤を入れることになり、あまりのスピードにちょっと驚きました。それで横向きになってお尻を突き出し、鎮静剤を入れますと言われてからは全く記憶がありません。

前回はすべてが終わってから目が覚めたのですが、今回は大腸内視鏡検査が終わったら目が覚めて、体の向きを変えてくださいと。そこの記憶はあって、向きを変えたらまた意識がなくなって。次に目が覚めたら、待機室でした。どうやら胃カメラも終わっていたようです。

検査結果は?

検査結果は前々回と同じで、胃に良性のポリープが見つかりました。こちらはがん化しないので、経過観察でOK。そして大腸のほうは、大腸憩室といって風船のような袋がたくさんできていて、これもいつもと同じで経過観察でOKでした。

検査後は鎮静剤の影響でフラフラしますが、胃も腸も空っぽだったので、おいしいお蕎麦屋へ。意識もしっかりした状態でのお蕎麦、とてもおいしかったです。

大腸がんを防ぐためには、この大腸内視鏡検査を定期的に受けることです。著名人が大腸がんで亡くなるニュースを見るたびに、検査の大切さを痛感しています。2022年の大腸がんの死亡数は男性で2位、女性で1位。検査を敬遠したい気持ちも分かりますが、とても大切な検査です。

とりあえず健康で何よりでした。

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今日もしれっと、しれっと。


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ABOUT US
工藤広伸(くどひろ)介護作家・ブロガー
1972年岩手県盛岡市生まれ、東京都在住。
2012年から岩手でひとり暮らしをするアルツハイマー型認知症で難病(CMT病)の母(81歳・要介護4)を、東京からしれっと遠距離在宅介護を続けて13年目。途中、認知症の祖母(要介護3)や悪性リンパ腫の父(要介護5)も介護し看取る。認知症介護の模様や工夫が、NHK「ニュース7」「おはよう日本」「あさイチ」などで取り上げられる。

【音声配信Voicyパーソナリティ】『ちょっと気になる?介護のラジオ
【著書】親の見守り・介護をラクにする道具・アイデア・考えること(翔泳社)、親が認知症!?離れて暮らす親の介護・見守り・お金のこと(翔泳社)、医者には書けない! 認知症介護を後悔しないための54の心得 (廣済堂出版)ほか