顔出しとプロフィール写真の話

芸能人やアーティストの方がよく宣材写真(宣伝材料用)を撮りますが、わたしも確か2017年頃に撮影しました。

きっかけは3作目の本『がんばりすぎずにしれっと認知症介護』を書いたときに、亡くなる前の父に自分が介護の本を書いて活動していることを伝え、その後父のお葬式のときに親族にも伝えたら、みんな驚いて応援してくれるようになりました。

それまでは家族や親族にオープンしなくてもいいし、顔出しも必要ないと思っていたのですが、今は顔出しで活動をしております。

顔出ししたほうがいいと思ったきっかけ

顔出ししたほうがいい、ラクだと思ったきっかけは、自分の本の取材を受けたときでした。2作目までは顔出しをしていなかったので、写真はNGでと言ってました。

それ以降も少しずつテレビや週刊誌の取材が増えていき、2016年にNHKのあさイチに出演したときも、顔をイラストで隠して出演していたくらいでした。

でも自分の本の売上を伸ばすためには顔出ししたほうがメディアに扱われやすいと思うようになって、さらに親族にも伝えたことで一気に解禁しました。

顔出ししなくても活躍されている方はいっぱいいるのであまり関係ないかもしれませんが、取材では必ず写真を撮っていいか、写真はお持ちかと何度も聞かれました。

それで3作目の本を書いたご褒美として、宣材写真をスタジオで撮りました。ネットで何となく見つけたスタジオで撮影したので値段は覚えていませんが、そんなに高くなかったように記憶しています。

誰かに髪の毛をセットしてもらったり、人にメイクしてもらった初めての経験でした。そこからは週刊誌の取材、講演会のチラシ用にその写真を提供するようになったのです。

写真データは今もたくさんあるのですが、自分のお気に入りの写真がなくて、しかも妻からも不評なので、7年も経ちましたし来年は取り直そうかなと思い、今スタジオを選定しています。

芸能人の方は、かなり前の宣材写真を使われていますよね。わたしの場合は講演会での使用が多く、あまりに写真と現物のギャップがあるとご参加された方もあれ? ってなると思うので、自分の老いをしっかり更新しておこうと思っています。

今日もしれっと、しれっと。


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東京と岩手の遠距離介護を、在宅で11年以上続けられている理由のひとつが道具です。介護者の皆さんがもっとラクできる環境を整え、同時に親の自立を実現するために何ができるかを実践するための本を書きました。図表とカラーで分かりやすく仕上げました。

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ABOUT US
工藤広伸(くどひろ)介護作家・ブロガー
1972年岩手県盛岡市生まれ、東京都在住。
2012年から岩手でひとり暮らしをするアルツハイマー型認知症で難病(CMT病)の母(81歳・要介護4)を、東京からしれっと遠距離在宅介護を続けて13年目。途中、認知症の祖母(要介護3)や悪性リンパ腫の父(要介護5)も介護し看取る。認知症介護の模様や工夫が、NHK「ニュース7」「おはよう日本」「あさイチ」などで取り上げられる。

【音声配信Voicyパーソナリティ】『ちょっと気になる?介護のラジオ
【著書】親の見守り・介護をラクにする道具・アイデア・考えること(翔泳社)、親が認知症!?離れて暮らす親の介護・見守り・お金のこと(翔泳社)、医者には書けない! 認知症介護を後悔しないための54の心得 (廣済堂出版)ほか