新しいデイサービスに通いだした母の様子と介護者のわたしの変化

10年半お世話になったデイサービスが5月末で閉所し、6月、7月と新しいデイサービスの利用が始まりました。最終的には3か所利用していて、2つは住宅型有料老人ホームに併設したデイサービス、1つはデイサービスのみのところです。

デイサービスが変わって遠距離介護はどう変わった?

1番の大きな変化は、デイサービスの利用時間です。いずれも10年半利用していたところよりも、1時間長いのです。

わたしは母がデイサービスから帰宅したあと、岩手の実家の様子を見守りカメラで何度も確認します。そのため夜に仕事や予定を入れることはないですし、お酒を飲むのも母がお泊りの日のみと決めています。

たった1時間ですが、それが週6日なので6時間も自分の時間が増えました。今は本の執筆の時間に消えてしまいますが、それでもありがたいです。

あとは自宅に戻ってからのデイスタッフさんの母へのサポートが、以前よりも充実しています。どんな内容かは書きませんが、そのサポートのおかげで翌朝のヘルパーさんも負荷が減りますし、わたしも心配事が減りました。

評価するにはまだ早すぎるのですが、とりあえずバタバタしていたデイサービスの引継ぎは完了して、あとはこれから母にいい変化があることを祈ります。

安定してきたら帰省頻度を減らしたいですし、泊まりも週2日にできたらいいのにと思っておりますが、とりあえずはケアプランを変更せずにこのままの状態で冬くらいまで行ければと思っています。

今日もしれっと、しれっと。


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ABOUT US
工藤広伸(くどひろ)介護作家・ブロガー
1972年岩手県盛岡市生まれ、東京都在住。
2012年から岩手でひとり暮らしをするアルツハイマー型認知症で難病(CMT病)の母(81歳・要介護4)を、東京からしれっと遠距離在宅介護を続けて13年目。途中、認知症の祖母(要介護3)や悪性リンパ腫の父(要介護5)も介護し看取る。認知症介護の模様や工夫が、NHK「ニュース7」「おはよう日本」「あさイチ」などで取り上げられる。

【著書】
老いた親の様子に「アレ?」と思ったら(PHP研究所)、親の見守り・介護をラクにする道具・アイデア・考えること(翔泳社)、親が認知症!?離れて暮らす親の介護・見守り・お金のこと(翔泳社)、医者には書けない! 認知症介護を後悔しないための54の心得 (廣済堂出版)ほか

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