7月の遠距離介護(2回目)は便で汚れたカーペット掃除から

今回の遠距離介護は、母がトイレ前で倒れたあとの復旧から始まりました。

訪問看護師さんに助けて頂いたのですが、倒れたトイレ前のじゅうたんが便で汚れまして。それを看護師さんが応急処置し、さらに岩手の妹も応急処置しました。しかしじゅうたんの上に新聞紙を敷いた状態だったので、最後はわたしが秘密兵器を投入しました。

こういう洗えない布やじゅうたんを掃除するために買った、リンサークリーナーが大活躍。水の力でキレイにしてくれました。これまでも尿やトイレの水など、汚れたじゅうたんをキレイにしてくれました。

リンサークリーナー 介護 失禁
とはいえ、暑い中数時間の作業になりました。まずは掃除機をかけてゴミを吸ったあと、次にアルカリ電解水をかけ、最後にリンサークリーナーの蒸気、お湯で吸い取って完了です。

尿やトイレの水はかなりキレイになりますが、やはり便は手ごわい!カーペット自体はキレイになりましたが、3回リンサークリーナーで吸い取っても便のニオイが消えません。

そこで掃除したあとに、花王の消臭ストロングで便臭をシュシュっと。1週間近く吸水シートの下にいたからか、半日くらいでは消えません。他の手も考えないといけないかもしれません。

忙しすぎた7月のラストスパート

以前の遠距離介護と違って、滞在期間を短くする代わりに高頻度で帰省しています。

介護だけならば問題ないのですが、オンラインの打ち合わせなど仕事のスケジュールがタイトになっています。7月の講演会は2つが終わって、残すはあと1回。8月は講演会がないので、少し落ち着くはずです。

朝食作って、リハパン交換して、歯みがきや顔洗うのを見届けて、買い物行って、洗濯して、掃除して、昼ご飯作って、尿パッドを交換してみたいなことをやっていると、あっという間に1日経ちます。

途中、認知症の母の同じ話をひたすら聞いて、危なっかしい行動を制止して、そこからとても仕事モードにはなれないので、最近は実家であまり仕事ができません。今取りかかっている本の原稿はもっぱら、東北新幹線の移動時間と東京の家にいるときの勝負になっています。

早く7月、終わってくれーーー!!

今日もしれっと、しれっと。


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ABOUT US
工藤広伸(くどひろ)介護作家・ブロガー
1972年岩手県盛岡市生まれ、東京都在住。
2012年から岩手でひとり暮らしをするアルツハイマー型認知症で難病(CMT病)の母(81歳・要介護4)を、東京からしれっと遠距離在宅介護を続けて13年目。途中、認知症の祖母(要介護3)や悪性リンパ腫の父(要介護5)も介護し看取る。認知症介護の模様や工夫が、NHK「ニュース7」「おはよう日本」「あさイチ」などで取り上げられる。

【著書】
老いた親の様子に「アレ?」と思ったら(PHP研究所)、親の見守り・介護をラクにする道具・アイデア・考えること(翔泳社)、親が認知症!?離れて暮らす親の介護・見守り・お金のこと(翔泳社)、医者には書けない! 認知症介護を後悔しないための54の心得 (廣済堂出版)ほか

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