母、2年前の肺がん検診では要精密検査。今年の結果は?

8月のお盆中に、母を連れて盛岡市の健康診断を受けてきました。

2年前は肺がん検診で要精密検査となり、急きょ2泊3日の遠距離介護を入れて、母にCT検査を受ける結果に。

結局、異常はなかったものの、結果を出るまでのドキドキとムダな交通費が発生してしまいました。

それを受けての今年でしたので、そこそこ緊張感を持って、母を連れてタクシーで病院へ向かい、結果を聞きに行ったのです。

2025年の健康診断の結果は?

時間予約制とはいえ、結構待たされる予感がしたので、母にはいつもより多めの尿取りパッドをつけて準備しました。院内はとても広く、以前は歩行介助で頑張っていましたが、今は車椅子。

待合室というか、廊下の長椅子に到着すると待っている人は1人もいません。あれ? 早く着きすぎた? と思ったら、数分で呼ばれました。

医師から指摘を受けたのは、悪玉コレステロールの値が高いことです。「何も薬は飲んでないの?」くらいの感じだったので、あとでかかりつけ医に相談します。薬の考え方は医師によって本当にバラバラで、かかりつけ医は何でもかんでも処方するタイプではないので、そういう意味では安心です。

血液についての説明が終わったあと、がん検診の結果へ。肺、子宮、乳がんともに、異常ありませんでした。本当は胃や大腸も受けてもらいたいのですが、認知症で障がいのある母にはなかなかハードルが高くて、こちらはパスしました。

2023年に血便が出たときに内視鏡検査を受けて異常なかったので、胃や大腸はそういう機会がないと受けないかもしれません。便潜血検査だけならいけそうですが、やっぱり内視鏡で見ないと。

今回も2泊3日の遠距離介護があるかもと覚悟していましたが、そういうのがなくて本当によかったです。こりゃうちの母、長生きするな。まだまだ介護が続くと、覚悟しなければ。

今日もしれっと、しれっと。


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工藤広伸(くどひろ)介護作家・ブロガー
1972年岩手県盛岡市生まれ、東京都在住。
2012年から岩手でひとり暮らしをするアルツハイマー型認知症で難病(CMT病)の母(82歳・要介護4)を、東京からしれっと遠距離在宅介護を続けて13年目。途中、認知症の祖母(要介護3)や悪性リンパ腫の父(要介護5)も介護し看取る。認知症介護の模様や工夫が、NHK「ニュース7」「おはよう日本」「あさイチ」などで取り上げられる。

【著書】
老いた親の様子に「アレ?」と思ったら(PHP研究所)、親の見守り・介護をラクにする道具・アイデア・考えること(翔泳社)、親が認知症!?離れて暮らす親の介護・見守り・お金のこと(翔泳社)、医者には書けない! 認知症介護を後悔しないための54の心得 (廣済堂出版)ほか

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