介護漫画ヘルプマン著者の金言「介護って、すごく立派な事をしなきゃいけないって思ってる人が多い」

ヘルプマン出版記念イベント

介護者必読の介護漫画ということで、このブログや電子書籍でも取り上げました 「ヘルプマン!!」。

ヘルプマン

作者であるくさか里樹先生の出版記念イベント&トークショーに、行ってきました!

くさか里樹先生

一番印象に残ったのが、介護者がバーンアウト(燃え尽き症候群)になる理由をくさか先生が語ったところでした。

くさか先生
まず自分に厳しい人が多い。そして介護をすごく立派な事をしなきゃいけないと思っている

ホント、そうなんですよ!わたしもしれっと介護をするっていつもブログで言ってますし、親孝行で偉いですね!と言われると、かゆくなります。立派じゃなくっていいんです、いい意味でテキトーに。

くさか先生
自分を責める人が多いし、自分に課しすぎている人が多い。

くさか先生もあらゆる人に頼って、使えるものは何でも利用するって言ってました。介護保険制度だけでは不十分だから、それ以外でも頼るよって。わたしもです、じゃないとこんな東京との往復介護生活できませんから。

くさか先生
介護職員も利用者家族もどっちもいい人を演じ過ぎて、どんどん元気を失くしている

いい人である必要もないし、必要なコミニケーションをきっちりとればいいんですよね。下手な気遣いはサラリーマン時代に散々やってきたので、最近は卒業してます。そしてサイン会、本当は本名でサインしてもらおうと思ったのですが、くさか先生にはこう書いてもらいました。

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こちらがヘルプマン新刊の表紙。日本は胃ろう大国なんだよ!!!

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はいっ、サイン頂きました!握手もしてもらいました!サイン会の時、わたしは立場をわきまえずにこう言いました。

くどひろ
あ、これ、ブログのハンドルネームです!
くどひろ
ブログに写真をアップします!

くさか先生から見れば、なんだ40kaigoって?ブログにアップって、意味わかんねーとなるわけですが、言うのはタダ。築地にある朝日新聞本社という厳粛な場所で、弱小ブロガーが活動限界突破しました。

ヘルプマンはイブニングから週刊朝日に移籍したんです、その第一弾が今回でテーマは「胃ろう」。(5月20日発売)週刊朝日には、あのペコロスさんも連載されてます。だいぶ前ですが、わたしの介護体験談も週刊朝日に掲載されました。

やっぱり面白い・・・ヘルプマン。胃ろうの話は後日改めて書きます、またイベントで登壇された方も面白かったので、こちらも後日書きます。元モデルのイケメン特養の施設長って、いろんな方がいますよね。

ヘルプマン!!

ヘルプマン!!

くさか里樹
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今日もしれっと、しれっと。


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【わたしの書いた最新刊】
東京と岩手の遠距離介護を、在宅で11年以上続けられている理由のひとつが道具です。介護者の皆さんがもっとラクできる環境を整え、同時に親の自立を実現するために何ができるかを実践するための本を書きました。図表とカラーで分かりやすく仕上げました。

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ABOUT US
工藤広伸(くどひろ)介護作家・ブロガー
1972年岩手県盛岡市生まれ、東京都在住。
2012年から岩手でひとり暮らしをするアルツハイマー型認知症で難病(CMT病)の母(81歳・要介護4)を、東京からしれっと遠距離在宅介護を続けて13年目。途中、認知症の祖母(要介護3)や悪性リンパ腫の父(要介護5)も介護し看取る。認知症介護の模様や工夫が、NHK「ニュース7」「おはよう日本」「あさイチ」などで取り上げられる。

【音声配信Voicyパーソナリティ】『ちょっと気になる?介護のラジオ
【著書】親の見守り・介護をラクにする道具・アイデア・考えること(翔泳社)、親が認知症!?離れて暮らす親の介護・見守り・お金のこと(翔泳社)、医者には書けない! 認知症介護を後悔しないための54の心得 (廣済堂出版)ほか