10分で聴ける介護ラジオ放送中!

介護は「ここに存在しているだけで価値がある」と思えるか?

「嫌われる勇気」 という本はご存知でしょうか?

Amazon 2014年上半期ランキング1位なので、すでに読んだ方も多いかと思います。ジャンルでいえば、自己啓発。”介護とは無関係?” と思いきや、ある章の内容にハッとさせられました。今日はこちらをご紹介します!

「ここに存在しているだけで、価値がある」 の章

誰かの役に立ててこそ、自らの価値を実感できる という議論の中で、下記文章が出てきます。(一部引用)

[note]祖父は現在、施設に入って寝たきりの生活を送っています。認知症のおかげで子や孫の顔もわからないし、とても介護なしでは生きていけない状態です。どう考えたところで、誰かの役に立っているとは思えません。[/note]

という投げかけに対して、

[note]たしかにその観点から考えると、寝たきりのご老人は周囲に世話をかけるだけで、なんの役にも立っていないように映るかもしれません。そこで他者のことを「行為」のレベルではなく、「存在」のレベルで見ていきましょう。他者が「なにをしたか」で判断せず、そこに存在していること、それ自体を喜び、感謝の言葉をかけていくのです。[/note]

この言葉、深くないですか??

「行為」ではなく、「ここに存在している」 ただそれだけで他者の役に立っているし、価値があるということです。介護ストレス というのは、誰でもあると思います。そんな時、この本のこの言葉を思い出す事で、いろんなものが吹き飛ぶのではないでしょうか?

「存在」 だけで価値がある 

「嫌われる勇気」 という本から、介護の本質を知らされるなんて、思いもしなかったなぁ~

嫌われる勇気―――自己啓発の源流「アドラー」の教え

岸見 一郎, 古賀 史健
1,650円(05/09 00:03時点)
Amazonの情報を掲載しています

【10分で聴ける音声配信】 → 『ちょっと気になる?介護のラジオ』

【重版3刷しました!】
近距離、遠距離に関わらず、親と離れて暮らして介護している方やこれから介護が始まる方に向けた新ジャンルの本です。図表とカラーで分かりやすく仕上げ、多くのメディアに取り上げられました。

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ABOUT US

工藤広伸(くどひろ)介護作家・ブロガー
1972年岩手県盛岡市生まれ、東京都在住。岩手にいる認知症&難病(CMT病)の母(77歳・要介護2)を、東京からしれっと遠距離在宅介護を続けて9年目。途中、認知症の祖母(要介護3)や悪性リンパ腫の父(要介護5)も介護し看取る。認知症介護の模様や工夫が、NHK「ニュース7」「おはよう日本」「あさイチ」などで取り上げられる。Voicyパーソナリティ『ちょっと気になる?介護のラジオ』。認知症ライフパートナー2級、認知症介助士。
【著書】親が認知症!?離れて暮らす親の介護・見守り・お金のこと(翔泳社)ムリなくできる親の介護(日本実業出版社)医者には書けない! 認知症介護を後悔しないための54の心得 (廣済堂出版)ほか