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介護は「ここに存在しているだけで価値がある」と思えるか?

「嫌われる勇気」 という本はご存知でしょうか?

Amazon 2014年上半期ランキング1位なので、すでに読んだ方も多いかと思います。ジャンルでいえば、自己啓発。”介護とは無関係?” と思いきや、ある章の内容にハッとさせられました。今日はこちらをご紹介します!

「ここに存在しているだけで、価値がある」 の章

誰かの役に立ててこそ、自らの価値を実感できる という議論の中で、下記文章が出てきます。(一部引用)

[note]祖父は現在、施設に入って寝たきりの生活を送っています。認知症のおかげで子や孫の顔もわからないし、とても介護なしでは生きていけない状態です。どう考えたところで、誰かの役に立っているとは思えません。[/note]

という投げかけに対して、

[note]たしかにその観点から考えると、寝たきりのご老人は周囲に世話をかけるだけで、なんの役にも立っていないように映るかもしれません。そこで他者のことを「行為」のレベルではなく、「存在」のレベルで見ていきましょう。他者が「なにをしたか」で判断せず、そこに存在していること、それ自体を喜び、感謝の言葉をかけていくのです。[/note]

この言葉、深くないですか??

「行為」ではなく、「ここに存在している」 ただそれだけで他者の役に立っているし、価値があるということです。介護ストレス というのは、誰でもあると思います。そんな時、この本のこの言葉を思い出す事で、いろんなものが吹き飛ぶのではないでしょうか?

「存在」 だけで価値がある 

「嫌われる勇気」 という本から、介護の本質を知らされるなんて、思いもしなかったなぁ~

嫌われる勇気―――自己啓発の源流「アドラー」の教え

嫌われる勇気―――自己啓発の源流「アドラー」の教え

岸見 一郎, 古賀 史健
1,300円(10/20 03:23時点)
発売日: 2013/12/13
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介護作家・ブロガー
1972年岩手県盛岡市生まれ、東京都在住。認知症の祖母(要介護3)と母(要介護2)のW遠距離介護からスタート、悪性リンパ腫の父(要介護5)の在宅介護も経験。東京と岩手を年間約20往復、遠距離在宅介護歴8年目の現役介護者。NHK「ニュース7」「おはよう日本」「あさイチ」などで介護の模様やブログが紹介される。認知症ライフパートナー2級、認知症介助士。
【著書】親が認知症!?離れて暮らす親の介護・見守り・お金のこと(翔泳社)ムリなくできる親の介護(日本実業出版社)医者には書けない! 認知症介護を後悔しないための54の心得 (廣済堂出版)ほか