2月13日のNHKあさイチは認知症の実親を介護する子どもの話でしたが、その中で紹介された1冊の絵本 「いっぱいごめんいっぱいありがと」 を読んでみました。
実の母を介護する娘の複雑な思いがつづられたこの本は、介護に直面する人たちの大きな共感を呼んでいます。 作者は認知症の母を10年介護した岡上多寿子さん。母親が亡くなったあと、介護した日々を言葉と絵で表現しました。引用元:NHKあさイチホームページより)
認知症の絵本と言えば 「フレディの遺言」 は読みましたが、この本は全く知りませんでした。読んでみると確かに共感します、女性は特に共感するんじゃないかと思います。認知症介護をしているご家族は、本にあるシチュエーションに
「分かるなぁ~、こんな気持ちになるなる」
って必ず言いますね。愚痴もちょっとした愛情も、自己嫌悪っぷりも共感できます。ひとつだけご紹介します。
追いつめて
いけない、いけない母さんに向かってこんなことまで言ってはいけないと頭では解かっています。母に対しての責めは同時に自分に対しても責めることになります。私を大切に育ててくれた母なのにと、くやまれてなりません。
やっちゃうんですよね・・・つい言い過ぎてしまうんですよ、ホント。で自己嫌悪に陥るってのは何回やったか、数えきれません。自身のメンタルコントロールはしてますが、それでもたまにやってしまうので、そうだよなぁ~って。
絵本の出版社のブログを見たのですが、あさイチの影響が相当あったようですよ。
今日もしれっと、しれっと。
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