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認知症の母の水の使い過ぎから起きた顔のトラブル

前回、認知症の母がやたらと水を使うようになって、水道料金が心配と記事に書きました。これに関連して、母の顔にある異変が起きました。

母の顔の皮膚がポロポロむける

水を使い過ぎるようになったせいか、手を洗う流れで顔まで洗う回数が増えました。わたしは緑内障と白内障の目薬を、回数管理ができない母に代わって毎日差す役割がありますが、顔の状態も自然と目に入ります。そしたら、顔の皮膚がポロポロとむけていたのです。

本当は皮膚科に連れて行きたいところですが、わたしでさえ都内の皮膚科に行くときは数時間の待ち時間を覚悟しなくてはなりません。盛岡の状況を訪問看護師さんに聞いてみたところ、やはり数時間の待ちは覚悟しないといけない、早朝に予約に行く必要があるようです。

母はデイサービスの2時間前に家を出ようとする人ですし、最近はものわすれ外来の待ち時間も待てなくなってきていて、ソワソワします。ダメ元でかかりつけ医に相談したところ、塗り薬が処方されました。

母の顔の皮膚がポロポロむける理由ですがおそらく、

  1. 水を使い過ぎるので、何度も何度も顔を洗う
  2. 洗顔フォームが分からないので置いていない。固形石鹸で顔を洗って、肌に負担をかけている?
  3. 顔を洗い終わったあと、タオルでゴシゴシ拭く
  4. 保湿ローションを置いているが使えないし、どこかになくなる
  5. 食器用洗剤で顔を洗ってしまう

5に関しては訪問看護師さんが来たときに相談してみたのですが、洗剤で顔を洗うともっとひどい状態になるので、違うかもと言ってました。

前に食器用洗剤を誤飲したときに、界面活性剤の割合の少ない弱いタイプに切り替えていたので、多少はダメージを軽減できていたかもしれません。

皮膚科を回避しつつ保湿のお薬を頂いたので、わたしが居るときはしっかり塗っています。数日塗ってポロポロ感がだいぶなくなってきて、ホッとしてます。帰京したら、ヘルパーさんとデイで連携して塗ってもらうしかないかもです。どんどん増えていくお薬の種類。

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今日もしれっと、しれっと。


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ABOUT US
工藤広伸(くどひろ)介護作家・ブロガー
1972年岩手県盛岡市生まれ、東京都在住。
2012年から岩手でひとり暮らしをするアルツハイマー型認知症で難病(CMT病)の母(81歳・要介護4)を、東京からしれっと遠距離在宅介護を続けて13年目。途中、認知症の祖母(要介護3)や悪性リンパ腫の父(要介護5)も介護し看取る。認知症介護の模様や工夫が、NHK「ニュース7」「おはよう日本」「あさイチ」などで取り上げられる。

【著書】
老いた親の様子に「アレ?」と思ったら(PHP研究所)、親の見守り・介護をラクにする道具・アイデア・考えること(翔泳社)、親が認知症!?離れて暮らす親の介護・見守り・お金のこと(翔泳社)、医者には書けない! 認知症介護を後悔しないための54の心得 (廣済堂出版)ほか

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