11/17新刊発売、12/13出版イベント開催!

勢いで買って持て余した介護用の『トイレ汚れ防止パッド』

ピップから『トイレ汚れ防止パッド』が2025年9月に発売になるニュースを聞いて、これは使える!と思い、すぐに買いました。わたしの介護の困りごとである、母が便座の前のほうを汚すのを解決してくれるかもしれないと思ったからです。

ところがわたしが用途を勘違いしていたようで、購入したものの持て余しております。またトイレ汚れ防止パッド自体、他社製品がすでに発売されていて、発売日まで楽しみに待っていた自分のアホさに愕然としました。

ただ、ピップさん(あのピップエレキバンの会社)が介護ブランド、ソエッテを立ち上げたということで、それは期待しております。

購入したトイレ汚れ防止パッド

トイレ汚れ防止パッドとは?

トイレ汚れ防止パッドは、便座ではなく便器に貼って使います。便器のフチや便座の裏、便器と床の隙間の汚れを防止します。下の写真のようにして、使います。

お使いの方はぜひ用途を教えて欲しいのですが、自分は介護的な場面を想像できずにいます。

とりあえず貼ってみました

おそらく男性をトイレに座らせて用を足してもらうときに、尿の方向が定まらずに便座と便器の間から出てしまって汚れる場面を想像しました。あるいは男性が立っておしっこをするときの汚れ防止対策として、有効だと思います。後者がメインと思っています。

女性はどうなんでしょう? 便座と便器の隙間から、排泄介助中に尿が出ることありますか? 最近は母と一緒にトイレに入りますが、うちはないです。

母が便器ではなく便座の前のほうを便で汚すので、その防止になるかなと思って購入しましたが、今のところは使い道がありません。きっと使い道があるはず!と思いながら。

男性の介護だけのために、商品開発すると思えません。女性のほうが長生きで介護を受ける確率が高いので、女性向けの用途がきっとあるはずです。いつもならお客様相談室に電話して聞くところですが、その前にブログ記事をアップしてしまいました。

個人的には介護用品に参入するメーカーが増えるとありがたくて、競争して切磋琢磨して使いやすく安い商品が増えたらいいなと思っています。

今日もしれっと、しれっと。

2025.12.13(土) 出版記念イベント開催!

11/17(月)『工藤さんが教える 遠距離介護73のヒント』(翔泳社)の発売を記念して、12/13(土)朝10時から、東京・品川にあるフラヌール書店(不動前駅)とオンラインのハイブリットで出版記念イベントを行います。ブログや音声配信では絶対に話せないリアルな介護の話を、たくさんします。オンライン参加は顔出し不要、匿名参加OKです。気軽にご参加ください!

介護の本屋「はるから書店」

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【11/17発売 予約受付中】
「工藤さんが教える 遠距離介護73のヒント」(翔泳社)
遠距離介護歴12年以上で、2013年から遠距離介護ブログを運営してきたわたしが、これまでの情報を基に、遠距離介護の定番となる本を目指して書きました!遠距離介護が始まるかもしれないと不安に感じている人や現在遠距離介護中の方に向けた実用書です。

 

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ABOUT US
工藤広伸(くどひろ)介護作家・ブロガー
1972年岩手県盛岡市生まれ、東京都在住。
2012年から岩手でひとり暮らしをするアルツハイマー型認知症で難病(CMT病)の母(82歳・要介護4)を、東京からしれっと遠距離在宅介護を続けて13年目。途中、認知症の祖母(要介護3)や悪性リンパ腫の父(要介護5)も介護し看取る。認知症介護の模様や工夫が、NHK「ニュース7」「おはよう日本」「あさイチ」などで取り上げられる。

【著書】
老いた親の様子に「アレ?」と思ったら(PHP研究所)、親の見守り・介護をラクにする道具・アイデア・考えること(翔泳社)、親が認知症!?離れて暮らす親の介護・見守り・お金のこと(翔泳社)、医者には書けない! 認知症介護を後悔しないための54の心得 (廣済堂出版)ほか

【音声配信Voicyパーソナリティ】
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