あっという間に介護8年目に突入しました!

8年目

2012年11月15日、認知症の祖母(要介護3)が子宮頸がんによる出血で救急搬送され、なんとなく様子がおかしかった難病持ちの母(当時要支援1)の認知症が、同時に自分の中で確定したのが、7年前のことです。

介護の平均期間は4年7か月。10年以上介護を続ける人の割合は14.5%(生命保険文化センター調べ:2018年)というデータからも、マイノリティな介護者にわたしも分類されつつあります。

介護の7年は長すぎる・・・そう感じる方もいると思うのですが、わたしはあっという間でした。「しれっと」と自分に言い聞かせていたら、7年経ってました。

ここまでの介護のやり方がよかったかどうかは、母が天国に行ったあとに評価してもらうとして、母の認知症テストの点数はゆっくり下がってます。しかし、点数の落ち込みほど、わたしも母も落ち込んでいません。

介護1年目で祖母の余命宣告とか成年後見人とか母と祖母のダブルケアとか、ヘビーな経験をしたおかげで、そのあとに起きた困難が軽く感じられたのもラッキーでした。

出て行った父も最期に介護して、この40代の過ごし方は「一般的には」不幸なんだろうと思います。キャリアアップできずにかわいそう、自己犠牲の人生は大変そう、収入減ってつらいだろうと。

わたしの場合は、不幸どころか幸せでして、その幸せのきっかけは2013年3月に始めたこのブログです。

駅前で歌うストリートミュージシャンと同じで、誰にもブログを読まれない時期が長く続きましたが、よく歌い続けたなぁと自分でも思います。

40歳まで文章の仕事を1ミリもしたことがないわたしが、気づいたら5冊目の本を執筆してる・・・人生って、本当に分からないです。介護離職後の転落人生を歩む可能性も十分あったろうに。

8年目はどうなる?

介護は先が見えない、不安だ と多くの介護者が言います。

2人看取ったわたしの感覚としては、先は見えています。終末期はどんな状態になって、どう亡くなるのか。そのあとに待っている手続きも経験したので、かなりハッキリ分かります。

母もわたしも誰もが、急に人生の幕を閉じる可能性がある。そっちのほうが不安かもしれません。そう考えると今ある時間がもったいないので、介護も自分の人生も楽しんでおかないといけないと考えています。

介護で悩むこともありますが、できるだけその時間を短くして、早くリカバリーしないと、時間はどんどん過ぎていきます。もったいない!

母は、現在76歳。80歳までは、今の生活を維持して欲しいなと思ってます。認知症がどの程度進行するか、家で自立した生活は維持できるのか、施設に入るのか、全く分かりません。

そうなる前に、富士山に行ったり、鉄板焼きに連れて行ったり、後悔のないイベントをやっておきたいと思います。十分やってますが、あとちょっとやっておきたいです。

このブログを通じて、たくさんの方とお会いすることができました。介護8年目もきっと、多くの新しい出会いがあると思います。全国各地でお手紙頂いたり、「ブログ読んでます、本で救われました」とお声掛け頂いたり、本当にありがたいです。

介護に携わる皆さまからいっぱい刺激を受け、これからもいろいろな形で発信していきたいと思います。そのためにも、まずは自分の健康を第一に考えます!

今日もしれっと、しれっと。

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8年目

2 件のコメント

  • 「しれっと」と自分に言い聞かせて…という道を教えてくださり感謝してます。
    皆さんそれぞれ色々な事かかえて頑張ってるなぁと思いますね。ワタシも頑張ろうっと!

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    ABOUTこのブログを書いている人

    1972年岩手県盛岡市生まれ、東京都在住の介護作家・ブロガー。認知症ライフパートナー2級、認知症介助士。なないろのとびら診療所(岩手県盛岡市)地域医療推進室非常勤。祖母(認知症+子宮頸がん・要介護3)と母(認知症+CMT病・要介護2)のW遠距離介護。2013年3月、2回目の介護離職、同年11月祖母死去。2017年悪性リンパ腫の父(要介護5)も別拠点で在宅介護したが死去。現在も東京と岩手を年間約20往復、書くことを生業にしれっと介護を継続中!NHKニュース「おはよう日本」、NHK「あさイチ」でこのブログが紹介されました。連載:介護ポストセブン(小学館)、著書:ムリなくできる親の介護(日本実業出版社)医者には書けない! 認知症介護を後悔しないための54の心得 (廣済堂出版)ほか