認知症の母と一緒に書いた6回目のエンディングノートの内容

エンディングノート

祖母が亡くなったのが、2013年11月4日。

今まで命日付近に、エンディングノートの大切さについての記事を毎年書いてきました。

こういう方法もある!亡くなった父に試した「口頭エンディングノート」

2017.11.08

「エンディングノート」は介護者自身を守るツールであることを理解して欲しい!

2016.11.04

「認知症の介護している方、エンディングノート書いてますか?」 うちは3回目の更新です!

2015.10.26

【認知症】記憶が薄れる前に「エンディングノート」に残すことの大切さ

2014.11.04

【終活・祖母の死で分かった】認知症の人に「エンディングノート」が絶対必要な理由とは?

2013.12.13

これらをまとめ、今の思いを乗せた記事を、隔週金曜日に連載して2年になる介護ポストセブン「息子の遠距離介護サバイバル術」にも、11月2日に書きました。

今年も当然、認知症の母と一緒に延命措置や余命宣告をどうするかなど、いろいろ話し合いながらエンディングノートを完成させました。内容は重いものの、毎年更新していると慣れてくるので、わたしも母もごくごく普通に話し合いました。

毎年エンディングノートを決まった時期に更新することのメリット

今年のエンディングノート更新で、6回目となりました。

大きな変更点はさほどなかったのですが、気になったのは棺に入れるもの、葬式で流す音楽のところでした。

今までは母がファンの舟木一夫のCDと写真集を入れて欲しい、葬式でも音楽として使って欲しいというリクエストが母からありました。しかし今年の母は、

いや、舟木一夫はあんまり興味なくなったから、必要ないかもな~

と言い始めました。あれだけ好きだった舟木一夫に対しての興味もなくなってきたのか・・・これも認知症の進行かな、そう思いました。

できるだけ最期まで自宅で暮らしたい、病状や余命宣告はして欲しくないという母の思いは変わらず、そのまま実行します。何せ、認知症で自分で判断できなかった祖母の代理判断を任された、介護初心者のわたしのプレッシャーたるや、ハンパなかったんで。

人の命を代理判断するって、本当に荷が重いことです。でもって、正解は本人から前もって聞いておかないと分からないから、答えのない代理判断は、何年も自問自答することになります。そんな苦い経験をしたから、父が亡くなる前には、瀕死の状態の父の口の近くにスマホを持っていって、本人の意思を確認することをしました。

あんな状態でも聞くわたしを鬼と思った人はいるはずですが、それくらい代理判断への後悔があったので・・・。そんな思いをするくらいなら、元気なうちに判断できるうちに本人の意思を確認して欲しい!そういう思いがあるので、6年続けてこういった記事を書いていますし、来年もきっと同じ時期に同じ発信をすると思います。

介護の小さな失敗は、翌日優しく接したり、おいしいごはんを食べに行ったり、いつか挽回する機会が巡ってきます。でも亡くなってしまうと、そういったチャンスは二度とやってきません。

ちなみにわが家で利用しているのは、コクヨさんのロングセラー商品のこちらのエンディングノートです。見やすくて分かりやすいので、うちでは重宝しています。皆さんもお試しください!

今日もしれっと、しれっと。

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ABOUTこのブログを書いている人

1972年岩手県盛岡市生まれ、東京都在住の介護作家・ブロガー。認知症ライフパートナー2級、認知症介助士。なないろのとびら診療所(岩手県盛岡市)地域医療推進室非常勤。祖母(認知症+子宮頸がん・要介護3)と母(認知症+CMT病・要介護2)のW遠距離介護。2013年3月、2回目の介護離職、同年11月祖母死去。2017年悪性リンパ腫の父(要介護5)も別拠点で在宅介護したが死去。現在も東京と岩手を年間約20往復、書くことを生業にしれっと介護を継続中!連載:介護ポストセブン(小学館)、著書:がんばりすぎずにしれっと認知症介護 (新日本出版社)医者には書けない! 認知症介護を後悔しないための54の心得 (廣済堂出版)ほか