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移動自粛が解除されても帰れない介護者の話

拒否

6月19日の県をまたぐ移動自粛解除以降、ふるさとの親や祖父母に会うために移動する人々のニュースが報道され始めました。

不要不急の外出には当たらない介護は、移動しても元々OKだったのですが、地域の目、社会の空気が変わらなければ、実家での生活は窮屈なものになります。買い物もゴミ捨ても、近所の目を気にしながら生活しなくてはなりません。

だから19日には帰らず、人々の移動で空気がどう変わるかを見てから、帰省しようと思っていました。そんな空気を読む一方で、医療・介護事業所の方針は大切にしなくてはなりません。わたしの帰省によって母が感染し、それが利用者、利用者家族、職員等に広がることはあってはならないからです。

介護者の移動自粛は実質解除されない?

地域差が相当あるのかもしれませんが、わたし調べによると介護者の帰省方針は介護事業所ごとにバラバラです。医療系と密接な介護事業所ほど、厳しい判断をしているように思います。このブログにコメントとして寄せられた皆さんの話は、結構キツイです。

  • 介護者がたった30分新幹線に乗ったら、デイサービスは休んでくれと言われた
  • 施設の面会は、治療薬がないと以前のようには戻らないと言われた
  • 新規のショートステイの契約に、介護者は同席せず、ケアマネとお母さんのみと言われた

他の利用者や職員を守りたいという気持ちは痛いほど分かります。リスク要因は徹底的に排除したいのだと思います。ただ、この状態をいつまで続けるつもりなのかな?とも思います。

移動自粛が解除になり、ある程度のwithコロナの意識が醸成されないと、こういった厳しい状況は変わらないのかもしれません。

もっというと、ブログコメントをくださる皆さんは、介護事業所の方針に従おうとする人たちです。一方で、やむを得ず移動している介護者の皆さん、何も考えずに移動している介護者の皆さんもすでにいるので、100%守り切れてはいません。

今考えている実家への帰り方

盛岡のビジネスホテルに2週間滞在し、その後実家へ帰る

ビジネスマンは、移動自粛をすでに解除しています。以前は、ホテルの利用も厳しい状況でしたが、今はビジネスマンが普通に利用しています。

わたしも盛岡のビジネスホテルに2週間滞在し、コンビニの食事でしのぎ、健康観察を行った上で実家に帰るという方法です。13泊14日すると、宿泊費だけで8万近くはかかります。決まったコンビニを利用して、3食コンビニ飯もなかなか厳しいものがあります。

新幹線の費用も今は割引率が低いのでお金はかかりますが、最悪この方法で実家に帰ります。2週間縛りがまだ残っている介護事業所もあるので、2週間ホテルに泊まります。

介護保険サービスを止めちゃう

できれば、デイサービスも訪問リハビリも、ヘルパーさんも、訪問看護も、今のまま継続して利用したいという思いはあります。しかし、わたしの帰省により、サービスの利用を2週間停止になるのなら、そのサービスの利用は止めてしまおうと考えています。

そう考えられるようになったのも、わたしが帰省しても継続できる介護保険サービスのほうが多かったので、ひとつぐらいなくなったとしても、わたしが帰って母と接する時間を多くしたほうが、認知症にはいいだろうという判断からです。

母との生活、話したり食事をしたり、いろいろなトラブルに巻き込まれたりと、これらすべてがリハビリにつながります。直接的な介護サービスを犠牲にしても、その時間のほうが大切です。

もちろん、コロナが終息したら復活するつもりで止めるのですが、この選択肢もありです。ブログを書きながら状況がどんどん変化しているので、アップする頃には話が変わっているかもしれません。来週の帰省を狙って、準備します。

今日もしれっと、しれっと。

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ABOUT US

工藤広伸(くどひろ)介護作家・ブロガー
1972年岩手県盛岡市生まれ、東京都在住。岩手にいる認知症&難病(CMT病)の母(77歳・要介護2)を、東京からしれっと遠距離在宅介護を続けて9年目。途中、認知症の祖母(要介護3)や悪性リンパ腫の父(要介護5)も介護し看取る。認知症介護の模様や工夫が、NHK「ニュース7」「おはよう日本」「あさイチ」などで取り上げられる。2度の介護離職、成年後見人経験者。認知症ライフパートナー2級、認知症介助士。
【著書】親が認知症!?離れて暮らす親の介護・見守り・お金のこと(翔泳社)ムリなくできる親の介護(日本実業出版社)医者には書けない! 認知症介護を後悔しないための54の心得 (廣済堂出版)ほか