さて次回のコロナ禍の遠距離介護はどうしたらいいのか?

あと3か所、認知症の母の通院の付き添いをすれば、今回の遠距離介護の目的は達成されます。母の通院は単発ではなく、すべて継続が必要なもので、必ず次回予約をしなくてはなりません。

コロナ前のように、1か月先の病院予約にするか? それともこれまでのコロナ禍の遠距離介護と同じ3か月先にするか? 母もわたしもワクチン2回接種したので、コロナ前の遠距離介護に戻す気満々でした。

しかし結論は、3か月先の予約に。遠距離介護はこれまでどおり東京2か月、岩手1か月のペースを継続することにしました。

ワクチン接種直後に解禁したこと

7月中旬のワクチン接種終了直後から、いろいろ解禁しようと思ってすぐ動きだしました。

まずは、昨年延期した10万くらいするプレミアム人間ドックの予約、別の病院で大腸内視鏡検査の予約、スポーツジムの解禁などなど、次々設定していきました。

しかし、人間ドックを除き、すべて取りやめました。人間ドックも悩んだのですが、プレミアムコースを受けた3年前はかなり人が少なくて、さすがプレミアム!と思ったくらいなので、これはいいかなと。

わたしは意思が弱い人間で、お金を払ってスポーツジムに行って初めて運動するタイプです。24時間ジムなので、スタジオなし、ロッカールームで話す感じもないので大丈夫かなと思っていたのですが、こちらも念のため休会中です。

スポーツジムのクラスターを多く見かけるようになったのですが、おそらく24時間のほうではない気がしてます。でも真実は分からないので、念のためです。

運動は、ドラクエウォークしながら長距離歩いているのですが、真夏はムリです。なので、ここ20年で最もひどい体の状態で人間ドックを受けます。ずっとジム通いしてきたのにな……。

実は自分のブログに、ワクチン2回接種後の生活という検索ワードでいらっしゃる方がいます。皆さん、どうしていいのか分からないんですよね。

11月のコロナの予測をして動かないといけない

不要不急の外出には当たらない介護とはいえ、正直なところ強めの移動規制がかかってしまうと、移動しづらいです。 

母の介護保険サービスの停止が、直近を含め3回あって、コロナが本当に身近になってきました。介護保険サービスが止まるとわたしも困るのですが、わたしが止める側になってはまずいので、ワクチン2回打とうが接種率が上がって変化していく世の中が見えるまでは、現状の厳しい感染対策のまま行きます。

次回の帰省は11月。このタイミングに絶対帰らないといけない理由があって、それはケアプランの見直しと冬支度です。あと真冬の1月~2月は実家にいないと、雪かきとか異様な寒さに母は対応できないので、そこを見据えながら柔軟にスケジュールを変更していきます。

音声配信voicyの最新回は、認知症介護と火事のお話です↓

今日もしれっと、しれっと。


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東京と岩手の遠距離介護を、在宅で11年以上続けられている理由のひとつが道具です。介護者の皆さんがもっとラクできる環境を整え、同時に親の自立を実現するために何ができるかを実践するための本を書きました。図表とカラーで分かりやすく仕上げました。

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ABOUT US
工藤広伸(くどひろ)介護作家・ブロガー
1972年岩手県盛岡市生まれ、東京都在住。
2012年から岩手でひとり暮らしをするアルツハイマー型認知症で難病(CMT病)の母(81歳・要介護4)を、東京からしれっと遠距離在宅介護を続けて13年目。途中、認知症の祖母(要介護3)や悪性リンパ腫の父(要介護5)も介護し看取る。認知症介護の模様や工夫が、NHK「ニュース7」「おはよう日本」「あさイチ」などで取り上げられる。

【音声配信Voicyパーソナリティ】『ちょっと気になる?介護のラジオ
【著書】親の見守り・介護をラクにする道具・アイデア・考えること(翔泳社)、親が認知症!?離れて暮らす親の介護・見守り・お金のこと(翔泳社)、医者には書けない! 認知症介護を後悔しないための54の心得 (廣済堂出版)ほか