1か月の遠距離介護終了、本日帰京します!

年末年始のピークを避け、1月5日より実家に帰省しておりましたが、本日帰京します。この1か月でコロナの状況は一変したので、いつもの帰京よりも怖さがあります。

今年も岩手は寒かった!

今年の盛岡は昨年ほど雪は多くありませんが、寒さは去年と同じくらい寒いと思います。認知症の母は季節感がないので、暑いと思うと暖房を消し、消すとすぐ寒くなるのでコタツにスッポリ入ってしまいます。瞬間的にしか、室温を判断できません。

なので、ひたすらエアコンと灯油ファンヒーターで居間、寝室、台所を暖める役割を、1か月ほどやりました。この冬のシーズンだけは、近くでしっかり見ておかないと凍死するんじゃないかってくらい怖い寒さです。帰京後もあと2か月くらいは、温度の見守りが必要です。

新型コロナウイルスの3回目ワクチン

できれば滞在中に、母の3回目のワクチン接種を終えたいと思ってました。だけどクーポンが届かないからムリと思っていましたが、1月末にクーポンが到着。2月上旬にワクチン接種の予約が取れ、岩手に居る妹に付き添いをお願いしました。

わたし自身も3回目の予約ができて、3月中旬に接種します。本当は1日も早い接種がいいのですが、前回接種した病院の最速がそこだったのと、オンライン講演会と確定申告があって、副反応を考えるとむしろこの時期でよかったです。

しかも次回帰省予定の日のちょうど2週間前に接種が終わるので、本当にいいタイミングでの接種です。その日までは、これまで以上に慎重に行動します。

コロナと介護のリスク

岩手県も過去最多の感染者数を更新していますが、東京ほどの怖さはありません。それでも感染リスクはあるわけで、これから考えられるケースとしては、

  1. 母がデイサービスに行って感染する
  2. 訪問で来て頂いている医療・介護職の方から、感染する
  3. 妹が家に来て、母が感染する

コロナを認識してない母の感染リスクだけでなく、デイサービスやヘルパーさんがストップすると結構やばいことになるので、急速に収束することを願ってます。

そして、コロナ禍の遠距離介護はいつも同じ気持ちなのですが、長期で帰省できない事態を想定して動いてます。なのでケアプランの見直しを思いっきり行い、自分がしばらく帰って来れなくても、母がひとりで自宅で暮らしていける態勢を整えました。たぶん、いける!

その調整で2週間くらい、多くの医療・介護職の方と話す機会があり、バタバタしましたがクリア。眼科、歯医者、ものわすれ外来の通院もやりましたし、自分の仕事も急に忙しくなってしまって、本当に1か月あっという間でした。

ブログネタになるようなことがたくさんあったので、帰京後に少しずつ公開していきますね。やっぱり認知症の進行が、加速しているな~

音声配信voicy最新回は、認知症リハビリ回想法のお話です↓

今日もしれっと、しれっと。


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東京と岩手の遠距離介護を、在宅で11年以上続けられている理由のひとつが道具です。介護者の皆さんがもっとラクできる環境を整え、同時に親の自立を実現するために何ができるかを実践するための本を書きました。図表とカラーで分かりやすく仕上げました。

2件のコメント

NHK回想法ライブラリー、教えて下さってありがとうございます。早速、観てみました。面白かったです!
62歳の認知症の主人は、奄美大島で生まれ育ったせいで子供時代NHKしかテレビが映っていませんでしたので、同世代でも「思い出の番組」が違っています。
きっと、喜んでくれると思います。
いつも、沢山の役立つ情報感謝です!
オンラインセミナーも楽しみにしています。
お身体に気をつけて。

マルコさま

回想法ライブラリー、いいですよね!
そして、オンラインセミナーへのご参加ありがとうございます!うれしいです!
奄美のお話、なるほどです。NHKありがたいです。

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ABOUT US
工藤広伸(くどひろ)介護作家・ブロガー
1972年岩手県盛岡市生まれ、東京都在住。
2012年から岩手でひとり暮らしをするアルツハイマー型認知症で難病(CMT病)の母(81歳・要介護4)を、東京からしれっと遠距離在宅介護を続けて13年目。途中、認知症の祖母(要介護3)や悪性リンパ腫の父(要介護5)も介護し看取る。認知症介護の模様や工夫が、NHK「ニュース7」「おはよう日本」「あさイチ」などで取り上げられる。

【音声配信Voicyパーソナリティ】『ちょっと気になる?介護のラジオ
【著書】親の見守り・介護をラクにする道具・アイデア・考えること(翔泳社)、親が認知症!?離れて暮らす親の介護・見守り・お金のこと(翔泳社)、医者には書けない! 認知症介護を後悔しないための54の心得 (廣済堂出版)ほか