クマや砂糖が気になる遠距離介護スタートしました!

先週金曜日から、岩手での遠距離介護がスタートしました。

今回から有料でPCR検査を受けるようになりまして、郵送キットか検査場に行くか悩んだのですが、たまたま外出の用事があったので2500円を払っていつもの唾液による検査を受けてきました。陰性だったので、実家へ向かうことができました。

5類になったとはいえ、家に来る医療・介護職の方はしっかりマスクをされてますし、わたしも介護者としての感染予防対策は変わっていません。前よりは緩くなっていますが、感染者数が増えて始めているニュースはしっかり見るようにしています。

デイサービスの回数が増えた変化

実家に到着して、母と話した感じは1か月前とそんなに変化はありません。

ただ実家に到着したら必ずやる「現状復帰」が、3日経ちましたが終わっていません。台所で使うハサミがない、ファンデーションがない、テレビとエアコンのリモコンがない、フォークがないなどなど、少しずつ見つけては元の場所に戻していました。

でも台所のハサミだけは、どこへ行ったのやら。母が片づける場所はだいたい決まっていたのですが、少しずつ変則的になってきていて簡単に見つけられなくなっています。あの白いハサミ、今回はどこから出てくるのか、楽しみです。

要介護4になって初めてのサービス担当者介護や通院介助、その他手続きなど、日々起きたことをブログに綴っていこうと思っています。

玄関の来客対応のために購入しようと思っていたamazonのスマートディスプレイechoshow15は、現場を見て一旦保留にしました。もっと安くいい方法があるかもしれないので、考えてみます。

到着後すぐにやったこととして、母の寝室に置いていた手すりを玄関に戻しました。母が玄関先で座る日が増えていて、そのまま立ち上がれずにハイハイしながら居間に戻る日があるからです。

椅子型の手すりを介護保険でレンタルしていますが、手をついて立ち上がる動作がつかむタイプの手すりよりもラクみたいで気に入ってます。

わたしのお気に入りの手すり

あとは、盛岡中に出没しまくっているクマのニュースが気になります。空気がおいしいとかいって山のほうまで散歩していましたが、そのコースは歩いていません。まさかクマの警戒が必要になるとは思っていなくて、キョロキョロしながら歩くのもストレスですね。

もう1つ台所の砂糖を写真に撮って、1か月後の変化を確認しました。母は自分で料理ができると思っているので、鍋にてきとうな食材を入れて炒めたあと、砂糖を大さじ数杯ぶっこみます。血圧が高いのにです。

砂糖はほとんど減ってなかったので、あま~い料理はこの1か月作ってなかったようです。こちらも一安心。とりあえず予定はしっかり埋まったので、居る間にしっかりこなします!

音声配信voicyの最新回は、本編よりもコメント返しのところの話が興味深いのでよかったら聴いてください↓

今日もしれっと、しれっと。


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【わたしの書いた最新刊】
東京と岩手の遠距離介護を、在宅で11年以上続けられている理由のひとつが道具です。介護者の皆さんがもっとラクできる環境を整え、同時に親の自立を実現するために何ができるかを実践するための本を書きました。図表とカラーで分かりやすく仕上げました。

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ABOUT US
工藤広伸(くどひろ)介護作家・ブロガー
1972年岩手県盛岡市生まれ、東京都在住。
2012年から岩手でひとり暮らしをするアルツハイマー型認知症で難病(CMT病)の母(80歳・要介護4)を、東京からしれっと遠距離在宅介護を続けて12年目。途中、認知症の祖母(要介護3)や悪性リンパ腫の父(要介護5)も介護し看取る。認知症介護の模様や工夫が、NHK「ニュース7」「おはよう日本」「あさイチ」などで取り上げられる。

【音声配信Voicyパーソナリティ】『ちょっと気になる?介護のラジオ
【著書】親の見守り・介護をラクにする道具・アイデア・考えること(翔泳社)、親が認知症!?離れて暮らす親の介護・見守り・お金のこと(翔泳社)、医者には書けない! 認知症介護を後悔しないための54の心得 (廣済堂出版)ほか