今回の遠距離介護でこなしたイベント

今回の遠距離介護でこなしたイベントは、直近のブログ記事にも書いた下記です。

  • 母が要介護4になったので、サービス担当者会議に参加した
  • 寝室にクッションフロアを貼った
  • 身体障害者手帳を取得した
  • 眼科と歯医者の通院介助

これらは1か月以上前から予定していたことですが、実家に帰ってくると予定外のイベントが必ず発生します。

お盆がやってくる

お寺から、1通の封書が届いていました。

わたしの兄と祖母、同じお寺だけど別なところ(永代供養墓)に居る父がお世話になっていて、お盆には棚経があります。住職が檀家さんを訪問して、仏壇でお経をあげてくださるのですが、コロナ禍は行われませんでした。

封書を開けると、今年から復活するとのこと。希望する人は〇をして、ハガキを返信するようにと書いてありました。

和尚さんが来なくても、お盆はいつもお墓や仏壇の掃除をしています。前は母がやっていましたが今はできなくなってしまったので、わたしの担当です。

今回の棚経はどうしようかと悩んだのですが、母があと何回棚経に参加できるのか? と考えると、切ないのですがあまり参加できない可能性もあるなと思ったのです。例えば急に介護施設に入るとか、入院しちゃうとか。

そう考えると元気なうちは棚経をやっておいたほうが天国の兄や祖母も喜ぶし、母は認知症で覚えていなくとも意味はあるだろうと思って申込をしました。とか言いつつ、あと10回や20回自宅で棚経に参加できる可能性もありますからね。

次回の遠距離介護中にこなすイベントもすでに決まっておりまして、予定詰まってます。とりあえず今回の予定は全部終わらせたので、帰京します。コロナ以降、次帰ってこられないかもしれないから、必ずやるべきことは終わらせるっていう気持ちが強くなりましたね。

音声配信voicyの最新回は、町内会の難しさについて語ってます↓

今日もしれっと、しれっと。


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東京と岩手の遠距離介護を、在宅で11年以上続けられている理由のひとつが道具です。介護者の皆さんがもっとラクできる環境を整え、同時に親の自立を実現するために何ができるかを実践するための本を書きました。図表とカラーで分かりやすく仕上げました。

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ABOUT US
工藤広伸(くどひろ)介護作家・ブロガー
1972年岩手県盛岡市生まれ、東京都在住。
2012年から岩手でひとり暮らしをするアルツハイマー型認知症で難病(CMT病)の母(81歳・要介護4)を、東京からしれっと遠距離在宅介護を続けて13年目。途中、認知症の祖母(要介護3)や悪性リンパ腫の父(要介護5)も介護し看取る。認知症介護の模様や工夫が、NHK「ニュース7」「おはよう日本」「あさイチ」などで取り上げられる。

【音声配信Voicyパーソナリティ】『ちょっと気になる?介護のラジオ
【著書】親の見守り・介護をラクにする道具・アイデア・考えること(翔泳社)、親が認知症!?離れて暮らす親の介護・見守り・お金のこと(翔泳社)、医者には書けない! 認知症介護を後悔しないための54の心得 (廣済堂出版)ほか