遠距離介護中の不在者投票体験談

衆議院選挙やアメリカ大統領選挙など、最近は選挙が多いですよね。

わたしは選挙報道がなぜか好きで、いつも食い入るように見ております。最近は本当に時間がないのに兵庫県知事選挙に興味があって、Youtubeを中心に情勢分析を見ています。

選挙は国、都、区など規模に関係なく全部行くようにしていて、最近はほぼ期日前投票で済ませています。でもこの前、初めて不在者投票を経験したのでそのお話です。

遠距離介護中の不在者投票の方法

遠距離介護の期間と期日前投票+投票日が被ってしまって、都内で投票に行けない事態になってしまいました。投票をパスしようかなと思ったのですが、不在者投票があると思って、早速ネットで申込をしました。

マイナンバーカードを使って、「マイナポータル ぴったりサービス」から不在者投票用紙を請求すると、指定された場所(わたしの場合は岩手の実家)にレターパックで届きました。

レターパックには候補者指名一覧の紙と投票用紙や封筒が入っていて、封筒と投票用紙は一式を開封せずに、出張先(わたしは介護先)の選挙管理委員会へ行かなければなりません。

わたしの場合は盛岡市役所内にあったので、そこへ行って投票し、その投票用紙を選挙管理委員会が郵送で東京に送る仕組みです。

いつもの選挙と変わりないです

盛岡市役所にある選挙管理委員会へ行ったら、担当者が不在で若干待ちましたが、すぐ投票できました。簡素な机の上に選挙用の簡素な仕切りを置いて、担当者が封を開けると、選挙用紙が出てきました。選挙用紙を最初は内封筒に、さらに外封筒に入れて、閉じて担当の方にわたして終了です。

わたしは不在者投票の仕組みを知らずに申し込んでしまったので、1度経験しておいてよかったと思っているのと、請求すると仮に投票に行かなかった場合は投票用紙一式を返却しないといけないので、これは行かざるを得ないという感じです。

長めの遠距離介護で、期日前投票もムリ!という方は利用してみるといいと思います。

今日もしれっと、しれっと。


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東京と岩手の遠距離介護を、在宅で11年以上続けられている理由のひとつが道具です。介護者の皆さんがもっとラクできる環境を整え、同時に親の自立を実現するために何ができるかを実践するための本を書きました。図表とカラーで分かりやすく仕上げました。

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ABOUT US
工藤広伸(くどひろ)介護作家・ブロガー
1972年岩手県盛岡市生まれ、東京都在住。
2012年から岩手でひとり暮らしをするアルツハイマー型認知症で難病(CMT病)の母(81歳・要介護4)を、東京からしれっと遠距離在宅介護を続けて13年目。途中、認知症の祖母(要介護3)や悪性リンパ腫の父(要介護5)も介護し看取る。認知症介護の模様や工夫が、NHK「ニュース7」「おはよう日本」「あさイチ」などで取り上げられる。

【音声配信Voicyパーソナリティ】『ちょっと気になる?介護のラジオ
【著書】親の見守り・介護をラクにする道具・アイデア・考えること(翔泳社)、親が認知症!?離れて暮らす親の介護・見守り・お金のこと(翔泳社)、医者には書けない! 認知症介護を後悔しないための54の心得 (廣済堂出版)ほか