【満席・追加募集中】9/19(土)に行う介護無料オンライン講演会の準備で分かった通常の講演会との違い

オンライン講演会

9月19日(土)14時から、東京都港区主催の介護オンライン講演会(無料)があります。

最初は、今までやってきたオフライン(リアル)の講演会の延長と考え、準備していました。しかし、オンライン講演会に参加してみたり、講演の準備をしたりして、全く別モノであることが分かりました。

コロナ禍の今、オンラインイベントがたくさん行われています。わたしもメディア取材、ミーティングはすべて、Zoom、Skype、Google meetなど、コロナ前はほとんど使ったことがなかった様々なオンラインツールを使っています。

オンライン講演会は、いつも介護で家から出られない、自分の住む地域で講演会が開催されない方にメリットがあります。通常の講演会とオンラインとの違い(←まだ開催前ですが)で感じたことについて、まとめました。

Zoomってなに?という壁

19日のオンライン講演会で使うツールは、Zoom。
そもそもZoomの使い方が分からない、難しそうだから講演会に参加しないという方が多いと予想しています。

必要なのはインターネット環境、カメラとマイクがついているパソコンやタブレット、スマホ、主催者から送られてくるミーティングURLで、これさえあれば誰でも簡単にオンライン講演会に参加できます。

Zoomの簡単設定方法については、下記ページが参考になります。

わたしは自宅から講演を行いますが、主催者である港区立男女平等参画センターのサポートもあります。

まずは申し込んでみて、zoomの操作が分からなかったら、当日サポートを受け、これを機にzoomデビューしてみてもいいかもしれません。それくらい気軽なものと考えて頂いて、大丈夫です。

自分の顔を晒して講演を聴く壁

オンラインミーティングや講演会の様子をテレビ等で見たことがある方も多いと思いますが、参加者すべての顔が画面上に出てくる映像がほとんどです。

あの状態だと、高校時代、1番前の席で先生の授業を聞いているような感じにも似ています。

そこでわたしのオンライン講演会は、カメラをオフにして参加してもいいようにしました。なので、他の人に顔を晒すことなく、一方的にわたしの顔だけを見て、講演を聴くことができます。

講師としては、参加者の皆さんの顔が見えた方がやりやすいのですが、わたしが参加者なら嫌だなと思うこともあるので、そうしました。

眠さの壁

自宅でくつろいだ状態で、パソコンやスマホを使ってオンライン講演会に参加できます。

カメラをオフにすれば、頭ボサボサでも、ビールを飲みながらでも講演に参加できます。すぐに離脱できるからなのか、超リラックスモードだからなのか、オフラインの講演会に比べてすぐ眠くなります。

驚くほど集中力が持続しないのはなぜなのか? 確かにYoutuberの皆さんの動画を見ていると、話の展開が早いし、ムダがありません。場を温めるトークはリアルな講演会ならありですが、オンラインでは必要ないのかもしれません。

グループワークの壁

講師によっては、グループワークを多用する方もいます。

もちろんそういった講演もありですが、わたしの講演は今のところグループワークは行いませんし、今回のオンライン講演会でもありません。

特に介護はそれぞれの状況が違います。また日頃の介護ストレスを抱えた方が、久しぶりに誰かと会い、ストレスを解放して爆発し、話が止まらない方を多く見てきました。その気持ちは本当によく分かるのですが、こうなると他の参加者の不満が高まってしまいます。

ただ、オンライン講演会は恐ろしく眠くなるということもあり、皆さまに変な緊張感を与えない程度の、双方向なやりとりは予定しています。質問をして答えを求めることはありませんので、安心してください。

オンライン講演会のオファーを受けた理由

コロナの終息が見えない今、オンラインの講演会も経験しておく必要があると感じて、今回の講演オファーを受けました。

今後、オンラインの講演会を増やそうと思っているかと言われれば、講演テーマや参加者の世代によると思っています。自分の中では必要に迫られれば、オンライン講演会も行う程度で考えており、今のところそれほど積極的ではありません。

今回オンラインの講演会を作ってみて、リアルな講演会に新しく取り入れてみようと思ったこともたくさんありました。

満席となりましたが、オンラインなので追加で席を増やしました。4連休初日ですが、もしお時間のある方は地域に関係なくご参加できます。気軽な気持ちでお申込みください。

下記リンクが講演会詳細、申込チラシになります。



今日もしれっと、しれっと。


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東京と岩手の遠距離介護を、在宅で11年以上続けられている理由のひとつが道具です。介護者の皆さんがもっとラクできる環境を整え、同時に親の自立を実現するために何ができるかを実践するための本を書きました。図表とカラーで分かりやすく仕上げました。

2件のコメント

くどひろさん

介護で挫けそうになった時に立ち寄りいつも元気をもらっています。
19日のオンラインでの講演会は残念ながら仕事で諦めざるえませんが、
今介護されている方(私もその1人です)にとってどこからでも参加できるオンライン講演は願ってもみない事かと思います。
ぜひ今後もオンライン講演をしていただけたら嬉しいです。

かたつむりさま

うれしいコメント、ありがとうございます!!

4連休初日のお仕事、お疲れ様です。今まで講演会に行きたくても行けなかった方が、今回はいらっしゃるようです。オンライン講演会の今後の予定は今のところ入ってないのですが、そういったオファーが来たら受けてみようかと思います。

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ABOUT US
工藤広伸(くどひろ)介護作家・ブロガー
1972年岩手県盛岡市生まれ、東京都在住。
2012年から岩手でひとり暮らしをするアルツハイマー型認知症で難病(CMT病)の母(80歳・要介護4)を、東京からしれっと遠距離在宅介護を続けて12年目。途中、認知症の祖母(要介護3)や悪性リンパ腫の父(要介護5)も介護し看取る。認知症介護の模様や工夫が、NHK「ニュース7」「おはよう日本」「あさイチ」などで取り上げられる。

【音声配信Voicyパーソナリティ】『ちょっと気になる?介護のラジオ
【著書】親の見守り・介護をラクにする道具・アイデア・考えること(翔泳社)、親が認知症!?離れて暮らす親の介護・見守り・お金のこと(翔泳社)、医者には書けない! 認知症介護を後悔しないための54の心得 (廣済堂出版)ほか