自分の老いを認める作業を実施中です!

最近、自分の老いを認める作業をいろいろとやっております。

遠近両用コンタクトをテストしてみる

わたしの視力は右が0.02、左が0.04です。コンタクトを外すと何も見えなくなり、月が通常の2倍の大きさに見えます。

先日、東急ハンズで近眼用コンタクトレンズをしたまま老眼鏡を試してみたところ、「み、みやすい!」と思わずつぶやき、周りに人がいないか確認するほどでした。

それでJINSに行って老眼鏡(リーディンググラス)を買おうか悩んだのですが、普通のメガネの度数調整でなんとかなるということで、久しぶりに普通のメガネを購入しました。店員さんが「このフレームモデル、7年くらい前のものですね」と言ってたので、左右のバランスが悪いメガネを3年くらいはしていたかもしれません。

「近視の人は老眼になりにくい」とかいう話を本気で信じてみたものの、やっぱり老眼はやってくるんだなと自覚し始めました。早い人で40歳くらいから、平均すると45歳からと言われている老眼。

46歳のわたしも、なんとなく認めざるを得ない感じになってきました。居酒屋の暗いところでメニューを見づらそうにしている諸先輩の気持ちが、今やっと分かります。そして、これからもっと進んでいくのだろうと思います。

コンタクトレンズ歴30年で、使い捨てコンタクト・2ウィークアキュビューオアシスをずっと愛用してきました。ちょうど在庫切れになったので、老眼対策の遠近両用コンタクトのテストレンズを試してみることにしました。

乱視がほとんどないので、全く問題なく使うことができました。しかし手元はよく見えても、遠くがハッキリみえません。また慣れないので、なんとなく違和感があります。それでも老眼が進行して「老眼鏡使ってないぜ、まだ若いぜ」と意味なくイキりたいときは、遠近両用コンタクトは選択肢としてありだなと思いました。

近いものを見る時はメガネ、車の運転や講演会のときは今まで使っているコンタクト・・・結局生活シーンに合わせて考えたとき、老眼対策はメガネで行って、それ以外はコンタクトでカバーするという結論になりました。なので、今までと何も変わりません。

長く眠れない

40代に入ってから、6時間とか7時間連続して眠れなくなりました。

元々、物音ですぐ起きてしまうタイプで、赤ちゃんの頃から寝かしつけたと思ったらすぐ起きちゃうタイプだったそうです。母はよく夜中に起きるので、その物音でわたしも起きてしまいます。

また、会社員生活を辞めてから、むしろ寝れなくなったように思います。おそらく会社勤めの頃は、ストレスで疲れて、それでよく寝ていたと思うんですよね。それがなくなって、そこまで疲れることがない今、逆に長く眠れない・・・年齢のせいかもしれません。

なので、諦めて黒柳徹子さんもやっている、分割睡眠を心がけるようにしています。あまりに眠れないときは、徹子さんと同じく原稿を書いたり、小説を読んだりすると眠くなるので、そうやって3時間寝て、また3時間寝るとか、5時間と2時間で寝る、昼寝をするとかしてます。通算すると、結構寝ているかもしれません。二度寝、三度寝することもよくあります。

盛岡に居るときはあまり許されないのですが、東京に居るときは二度寝が許される環境にあるので、幸せな二度寝をすることも多いです。またあまりに眠れなくなったら、トリプトファンを飲むとセロトニン、次にメラトニンを作って眠くなるということで、サプリを飲むこともあります。10数時間後に効果を示すらしく、朝にサプリを飲んでいます。

あとはキーボードを打ち過ぎて、テニス肘みたいになっているのがずっと治りません。こうやって少しずつ、いろんなところが老いてくるのだと理解できてきました。自分の老いを少しずつ認め、諦めていく作業が必要ですね・・・認知症の介護みたい。

今日もしれっと、しれっと。


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ABOUT US
工藤広伸(くどひろ)介護作家・ブロガー
1972年岩手県盛岡市生まれ、東京都在住。
2012年から岩手でひとり暮らしをするアルツハイマー型認知症で難病(CMT病)の母(81歳・要介護4)を、東京からしれっと遠距離在宅介護を続けて12年目。途中、認知症の祖母(要介護3)や悪性リンパ腫の父(要介護5)も介護し看取る。認知症介護の模様や工夫が、NHK「ニュース7」「おはよう日本」「あさイチ」などで取り上げられる。

【音声配信Voicyパーソナリティ】『ちょっと気になる?介護のラジオ
【著書】親の見守り・介護をラクにする道具・アイデア・考えること(翔泳社)、親が認知症!?離れて暮らす親の介護・見守り・お金のこと(翔泳社)、医者には書けない! 認知症介護を後悔しないための54の心得 (廣済堂出版)ほか