持続化給付金が入金され生活が救われた

持続化給付金

5月8日、持続化給付金が支給されたというニュースが流れました。持続化給付金について、経済産業省のページを引用します。

感染症拡大により、特に大きな影響を受けている事業者に対して、事業の継続を支え、再起の糧となる、事業全般に広く使える、給付金を支給します。農業、漁業、製造業、飲食業、小売業、作家・俳優業など幅広い業種で、事業収入(売上)を得ている法人・個人の方が対象となりますので、本制度の活用をご検討ください。

引用元:https://www.meti.go.jp/covid-19/jizokuka-kyufukin.html

条件はいろいろありますが、わたしの場合は前年同月比で1か月の売上が5割以上減少しており、対象になります。開業届を出したときは、ウェブサイト運営業(ブロガー)だったのですが、今は仕事的にも収入的にも作家業が軸になってます。

講演の仕事はすべて延期やキャンセルとなり、ブログの広告収入も減りました。本の発売も延期になり、収入はコラムのお仕事だけになりました。

4月からいきなり貯金の切り崩しが始まったのですが、わたしの仕事は材料や商品など仕入れがありませんし、高額な店舗家賃の支払いもありません。(東京の家賃はそれなりですが)

なので、資金繰りで苦しんだり、新たに借り入れをしたりする必要はありませんが、受けられる給付金はもらっておかないとこの先つらいので、受付初日に持続化給付金を申し込みました。

初日のため、サイトへのアクセスが集中。それでも入金されたら、わたしの生活への安心感がまるで違うため、頑張り続けたところ、7万番代で申し込みが完了しました。

8日に振り込みができるのは、申請初日の今月1日に受け付けた5万6000件のうち、4割程度にあたる2万3000件になるという見通しを示しました。

引用元:https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200508/k10012421801000.html

そしたら、8日の午前中に入金されていて、第1回の入金対象者になっておりました。

個人事業主は、最大100万円の支給です。金額は明記しませんが、わずか1週間で振り込まれるとは思っていなかったのでびっくりしました。確定申告を電子で行っていた分、支給も早かったのかもしれません。

使い道の多くは、家賃の支払いに充てます。東京の家は事務所兼用で、家賃を経費として計上しているためです。本当に救われました。

持続化給付金は収入に含まれる

税務上、益金(個人事業者の場合は、総収入金額)に算入されるものですが、損金(個人事業者の場合は必要経費)の方が多ければ、課税所得は生じず、結果的に課税対象となりません。

引用元:https://www.meti.go.jp/covid-19/jizokuka-qa.html

持続化給付金が収入に含まれるということは、仮に年後半に仕事が戻ってきたとして、給付金は課税対象になります。

仕事が戻るとうれしいのですが、持続化給付金以上の仕事を失ったので、そんなに課税対象にはならないと思います。できればしっかり働いて、税金としてまた払いたいという気持ちです。

1人10万円がもらえる「特別定額給付金」は、マイナンバーカードでオンライン申請を完了しました。確定申告をe-taxで行っているため、日頃からマイナンバーカードを使う機会が多く、パスワードを思い出せずに区役所に並ぶこともありませんでした。こちらは来月くらいの支給でしょうか?

とりあえず生活の困窮は回避できたので、コロナ終息後に仕事がしたいなと。わたしは今の仕事が天職であり生きがいなので、なんとか元のレベルまで戻って欲しいと思っています。

今日もしれっと、しれっと。


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東京と岩手の遠距離介護を、在宅で11年以上続けられている理由のひとつが道具です。介護者の皆さんがもっとラクできる環境を整え、同時に親の自立を実現するために何ができるかを実践するための本を書きました。図表とカラーで分かりやすく仕上げました。

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ABOUT US
工藤広伸(くどひろ)介護作家・ブロガー
1972年岩手県盛岡市生まれ、東京都在住。
2012年から岩手でひとり暮らしをするアルツハイマー型認知症で難病(CMT病)の母(80歳・要介護4)を、東京からしれっと遠距離在宅介護を続けて12年目。途中、認知症の祖母(要介護3)や悪性リンパ腫の父(要介護5)も介護し看取る。認知症介護の模様や工夫が、NHK「ニュース7」「おはよう日本」「あさイチ」などで取り上げられる。

【音声配信Voicyパーソナリティ】『ちょっと気になる?介護のラジオ
【著書】親の見守り・介護をラクにする道具・アイデア・考えること(翔泳社)、親が認知症!?離れて暮らす親の介護・見守り・お金のこと(翔泳社)、医者には書けない! 認知症介護を後悔しないための54の心得 (廣済堂出版)ほか