11/17新刊発売、12/13出版イベント開催!

介護者の悩みや苦しみを解決する本が欲しいときは『はるから書店』に行こう!

はるから書店 介護

音声配信では何度かご紹介しましたが、この介護ブログでしっかり取り上げたことがなかったので、ケアする人をケアする本屋『はるから書店』さんをご紹介します。

はるから書店のオープンのきっかけ

『はるから書店』は、街にある常設の書店ではありません。本屋さんの棚を借りたり、イベントに出店したり、オンラインでも販売している2023年にできた新しい介護の本屋さんです。

店主は小黒悠さんという女性で、20代後半から6年半、脳梗塞のお母さまの介護を経験されています。元図書館司書であり、現在は会社員。副業ではるから書店を運営しています。オープンのきっかけを、はるから書店のホームページから引用します。

私は以前、母の介護をしていました。20代でその生活が始まったとき、実は私は、自分がしている事が介護だとすら気が付いていませんでした。(略)

得られる情報が少なく、同じような仲間に出会うこともあまりない中で、私は本に助けられた場面が何度もありました。医療情報、リハビリや運動、食べやすい料理のレシピ、誰かの闘病記。もちろんネットにも情報はありますが、著者や編集者の手によって一冊に仕立てられた本には、独特の温かいまなざしと信頼感がありました。(略)

そんな経験をもとに、この本屋をオープンすることを決めました。 

引用元:はるから書店「はじめまして」

わたしが2024年に伺ったときは、東京・東長崎にある『こころの本屋』さんに出張されていて、2時間近くお話をしました。その時の写真がこちら。

はるから書店 介護
出張本屋はこんな感じです

介護者がはるから書店を利用するメリット

ブログ読者の皆さんは、自分にあった介護の本をどうやって見つけますか? わたしはAmazonで探したり、書店の介護売り場に行ったり、ネット記事で見つけたりして購入します。

介護本の著者として思うのは、書店の介護売り場はだいたい店の奥か、エレベーターで上の階に行かないとありません。苦労して売り場に着いても今度はケアマネ、介護福祉士などの資格書、医療、介護の専門書などが多数あって、家族介護者向けの本はどれ? ってなります。

これでは、お目当ての介護の本に出会える確率は低くなります。しかしはるから書店は、小黒さんがあまたの介護本の中から、介護者向けの本をある程度選書してくださっているので、すぐ見つけられます。わたしも介護の新刊チェックは、はるから書店のサイトでしています。

またはるから書店で扱う介護の本は、すべて一等地に置いてもらえます。介護の本を書く著者として、こんなにありがたい話はありません。北海道から佐賀まで書店回りを10年以上してきましたが、こういう介護に特化した本屋さんはわたしが知る限り、他にありません。

また不定期で、『はるから選書便』というサービスがあります。アンケートに答えるだけで、介護経験者で元図書館司書の小黒さんが、自分に合った本を選書してくれます。

介護する人が、本で救われたり癒されたりするシーンをいっぱい見てきました。なぜなら自分の講演会でお会いした介護者の皆さんから、直接感謝の言葉を頂くからです。これがあるから、自分は本を書き続けているといっても言い過ぎではありません。

介護者の皆さん。こころをマッサージするような一冊を、ぜひはるから書店で探してみてください。大きく「やくだつ本」と「やわらぐ本」にカテゴライズされています。

また都内を中心に出張スケジュールもホームページ上で公開されているので、下記リンクで確認してもいいし、直接小黒さんに会いに行くといいかもしれません。

はるから書店と行う出版記念イベント

そんなはるから書店さんの小黒さんと一緒に、11月17日発売のわたしの新刊『工藤さんが教える 遠距離介護73のヒント』(翔泳社)の出版記念イベントを12月13日(土)10時に行います。

場所は2か所あって、1か所ははるから書店さんが棚を借りている、東京・品川の不動前駅そばにあるフラヌール書店さん。もう1か所はオンラインの開催です。フラヌール書店さんは少人数でこじんまりと、オンラインは顔出し不要、匿名参加もOKです。

この介護ブログには絶対書けない介護の話や、音声配信でも話せない介護の裏側について、オフレコトーク満載で小黒さんと話したいと思っています。世に出せない13年分の介護の話が蓄積していまして、どこかで話したいと思っておりました。

すでにイベントへのお申込みや本のみの予約購入を頂き、ありがとうございます!まだ席はありますので、お早めにお申し込みください。今回、はるから書店さんでのご予約は送料無料なので、Amazonや楽天で購入するのと変わりません。

こちらからお申込みの方に特典あります!

今日もしれっと、しれっと。


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【11/17発売 予約受付中】
「工藤さんが教える 遠距離介護73のヒント」(翔泳社)
遠距離介護歴12年以上で、2013年から遠距離介護ブログを運営してきたわたしが、これまでの情報を基に、遠距離介護の定番となる本を目指して書きました!遠距離介護が始まるかもしれないと不安に感じている人や現在遠距離介護中の方に向けた実用書です。

 

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ABOUT US
工藤広伸(くどひろ)介護作家・ブロガー
1972年岩手県盛岡市生まれ、東京都在住。
2012年から岩手でひとり暮らしをするアルツハイマー型認知症で難病(CMT病)の母(82歳・要介護4)を、東京からしれっと遠距離在宅介護を続けて13年目。途中、認知症の祖母(要介護3)や悪性リンパ腫の父(要介護5)も介護し看取る。認知症介護の模様や工夫が、NHK「ニュース7」「おはよう日本」「あさイチ」などで取り上げられる。

【著書】
老いた親の様子に「アレ?」と思ったら(PHP研究所)、親の見守り・介護をラクにする道具・アイデア・考えること(翔泳社)、親が認知症!?離れて暮らす親の介護・見守り・お金のこと(翔泳社)、医者には書けない! 認知症介護を後悔しないための54の心得 (廣済堂出版)ほか

【音声配信Voicyパーソナリティ】
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