都道府県ごとに違う民放のチャンネル数で思うこと

現在、盛岡のビジネスホテルで新型コロナウイルスの自主隔離中です。東京を出発する前のPCR検査で陰性でしたが、高齢の親に会うための念には念を入れたいつもの隔離です。1月に続き、この4月もホテルで緊急事態宣言のニュースを見ることになりそうです。

ドラクエウォークをプレイ中に、岩手めんこいテレビ本社前を通ったら「開局30周年」と書いてありました。わたしが上京したタイミングで開局しているので、高校時代は岩手ではフジテレビ系が放送されていなかったのです。

めんこいテレビの前を歩きながらふと思った、今でも都道府県ごとに違う民放のチャンネル数について感じていることを記事にしました。

散歩中に撮影した岩手山

民放テレビ局が2つしかなかった頃

わたしが岩手に居た頃は、NHKと日テレとTBSしかありませんでした。30年前に上京したとき、首都圏の友達が当たり前に見ていた番組やアニメが全く分からず、友人と一緒に「懐かしいね」と言えなかったことを、ふと思い出しました。

当時はインターネットもなかったので、岩手で情報に飢えてました。もっといろんなことを知りたい意欲がすごくて、とにかく東京に行けば情報が手に入ると思っていたし、実際上京してその違いに驚いたものです。情報量の少なさが影響してか、東京を遠くに感じていたような気がします。

どういうルールで開局するのか分かりませんが、今はテレビ東京系以外は実家に帰っても見られます。数年前に講演に行った先では、民放が2局で今でもすべての都道府県同じじゃないんだなと思ったものです。

でも今は、その差を感じる必要はありません。民放公式テレビポータル「TVer」がありますし、ネットで追っかけ再生をしている局もあります。

わたしもビジネスホテル生活をしていて、できるだけ岩手のチャンネルに合わせますが、不足しているものはネットで解決していて、都内に居るときの8割くらいのテレビはカバーできてます。

意外とテレビ東京や東京MXを見ていることにホテル生活で気づき、テレビだけではなく音声配信voicyや、radikoでラジオも聴きながら、コンテンツを消費する毎日をホテルで過ごしています。

そんな岩手めんこいテレビのニュースで、自分の介護について取り上げてもらいましたし、この30年の自分の変化にも、世の中の変化にも驚きです。とにかくインターネット、ありがとう!

音声配信voicyの最新回は、わたしがものわすれ外来の待合室でいつもやっていることのお話です↓

今日もしれっと、しれっと。


にほんブログ村 介護ブログへ


【わたしの書いた最新刊】
東京と岩手の遠距離介護を、在宅で11年以上続けられている理由のひとつが道具です。介護者の皆さんがもっとラクできる環境を整え、同時に親の自立を実現するために何ができるかを実践するための本を書きました。図表とカラーで分かりやすく仕上げました。

3件のコメント

遠距離介護、お疲れさまです。

岩手山、綺麗ですね〜(^^)
桜はそろそろ散り始めでしょうか。

めんこいテレビ開局した時を思い出しながら読みました。
東京ラブストーリーの最終回をやっていたような… 懐かしいです。

くどひろさんごめんなさい…
今日の私のコメントズレてましたね。

介護から少し離れた時間も過ごしてほしくて岩手山や開局当時のことなどを送ってしまいました。

sakoさま

いえいえ、コメントずれてないですよ。
桜は散り始めていて、小岩井はこれからっぽいです。またまた肩身の狭い生活が始まりますが、1か月なんとか乗り切ります。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください

ABOUT US
工藤広伸(くどひろ)介護作家・ブロガー
1972年岩手県盛岡市生まれ、東京都在住。
2012年から岩手でひとり暮らしをするアルツハイマー型認知症で難病(CMT病)の母(80歳・要介護4)を、東京からしれっと遠距離在宅介護を続けて12年目。途中、認知症の祖母(要介護3)や悪性リンパ腫の父(要介護5)も介護し看取る。認知症介護の模様や工夫が、NHK「ニュース7」「おはよう日本」「あさイチ」などで取り上げられる。

【音声配信Voicyパーソナリティ】『ちょっと気になる?介護のラジオ
【著書】親の見守り・介護をラクにする道具・アイデア・考えること(翔泳社)、親が認知症!?離れて暮らす親の介護・見守り・お金のこと(翔泳社)、医者には書けない! 認知症介護を後悔しないための54の心得 (廣済堂出版)ほか