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白内障の術後通院のため、短期間の遠距離介護になりました

2023年1月に行った母の白内障手術の術後通院のために、3泊4日ほど盛岡に滞在し、これから帰京します。

今回の通院で目薬が変わり、目薬地獄から解放されました。これまでは4種類の目薬を1日4回、両目合わせて26滴を打たないといけませんでした。朝・昼・夜・寝る前に、5分おきに違う種類の目薬を打つ地獄です。

それが今回から白内障の目薬は1種類を1日×2回に、緑内障はこれまでどおり1日1回となり、本当にラクになったのです。これはわたしだけではなく、デイサービスなど不在時にサポートしてくださった皆さんも解放されるということです。

目薬の切り替えの目安が目薬がなくなった時と言われたのですが、うちはデイサービスでも打ってもらっていたので同じ種類の目薬をデイのためにも用意しました。なので家とデイで2本目薬を使っていて、目薬の減りが遅いのです。

わたしが東京に居るときはヘルパーさんとデイサービスにお願いするにしても、1日4回は打てないと医師に相談したところ、デイサービスでは1日2回、家では1回でも大丈夫と言われたので、それで対応しました。

目薬の回数は通常より少なかったのですが、診て頂いたら経過も良好なようでした。認知症の母は目薬の打ち分けも打った回数も把握できないので、周りがすべてサポートするしかありません。何とか乗り切れて、ホッとしてます。

まだ続く白内障の術後通院

これで白内障の通院は終わりではなく、近々通院のためにまた帰省します。通院時にコロナアンケートを書かないといけないので、都内で無料PCR検査を受けてからの帰省となります。

通院のための3泊4日でしたが、ありがたいことに全く予定していなかった新刊の取材やオンラインの仕事が4つも入ってきて、結構バタバタで。先日の盛岡の大雪の名残があって、母が転倒しないよう気合いの入った雪かきを合間でやって、お疲れな4日間でした。

記事タイトル下の写真は、JR上野駅新幹線構内にある無人のラーメンスタンドです。出発日に昼ごはんを食べる時間がなかったので、利用してみました。冷凍のラーメンを90秒で解凍する感じですかね? 790円で味はまぁまぁ、おなかを満たすにはよかったかもです。

JR上野駅新幹線構内にあるラーメンスタンド
札幌味噌790円

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今日もしれっと、しれっと。


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2件のコメント

くどひろさん、こんにちは。お母さまの白内障手術上手く行って良かったですね。
我が家の認知症父は白内障だとしてももう手術できないと思います。手術の間横になることができないです。10年前に軽い白内障と診断されましたが、いまはもう眼医者も行けないかな。ところで目薬打つって言うのですね、私は目薬差すって言います!

ちっぷさま

亡くなった認知症の祖母も、おそらく手術をしなかったと思います。最期のほうはやたら寝る時間が長くなっていったのですが、わたしが思うに視界にもやが常にかかっている状態になり、何かを見ること自体を諦めてしまったのではと思っています。その後悔があって、母には白内障の手術を受けてもらいました。優秀な医師に巡り合えたので、認知症がかなり進行していても手術を受けられました。確かに目薬は差すですよね、自分の目薬は差すって言います。母親に何回も目薬を差しているうちに、打つに変わっていったのかも。

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ABOUT US
工藤広伸(くどひろ)介護作家・ブロガー
1972年岩手県盛岡市生まれ、東京都在住。
2012年から岩手でひとり暮らしをするアルツハイマー型認知症で難病(CMT病)の母(81歳・要介護4)を、東京からしれっと遠距離在宅介護を続けて13年目。途中、認知症の祖母(要介護3)や悪性リンパ腫の父(要介護5)も介護し看取る。認知症介護の模様や工夫が、NHK「ニュース7」「おはよう日本」「あさイチ」などで取り上げられる。

【著書】
老いた親の様子に「アレ?」と思ったら(PHP研究所)、親の見守り・介護をラクにする道具・アイデア・考えること(翔泳社)、親が認知症!?離れて暮らす親の介護・見守り・お金のこと(翔泳社)、医者には書けない! 認知症介護を後悔しないための54の心得 (廣済堂出版)ほか

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