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認知症治療・コウノメソッド実践医に母を診てもらいました(15回目)

コウノメソッド実践医

 「認知症治療・コウノメソッド実践医に母を診てもらいました」 を14回ほど書きましたが、久々に先生との診察の模様を書いてみたいと思います。

病院の待合室にて

先生は今年4月に独立されて、そちらについて行きました。ふつうの民家を病院として使っていて、待合室はカウンターキッチンの前にあるダイニングテーブル。そこにはお菓子が並んでいて、しばらくすると事務の方がお茶を持ってきてくれます。

この時点で母はリラックスしてますから、血圧が低い!上が120以下に収まることが多く、たまに150くらいになるくらいです。ちなみに前の病院もよかったんですが、いかにも病院だったので血圧が180になり、再測定ということがしょっちゅうありました。

いつもうちに来る訪問看護師さんの顔を見るなり、母が、

「あれ、oさん、髪切った?」

看護師さんとわたしは、思わず目を合わせました。1か月くらいぶりに会ったにも関わらず、髪の変化に気づき、さらに名前もあやふやなのに、スッと出てきました。

そして向かいに居るおばあさんを見て、

「あの人、同じデイサービスに通っている人じゃない・・・」

直接は聞けないので、先生に聞いてみると正解!冴える母を見た看護師さんから、最近何か変わった出来事はありますか?と聞かれ、考えてみるとある事だけ思いつきました。

日清オイリオのゼリー 「メモリオン」 の効果?

正直、波があるので、調子がいい日も悪い日もあります。ただこの診察日は絶好調で、7月より始めた 「メモリオン」 が唯一変わったことと伝えました。

メモリオン

今回の滞在で洗濯機に尿パッドを2回入れて洗濯して大惨事になっているし、100%冴えているとは言えません。

ただいい変化があったことは、間違いないです。うちはフェルガード100M、フェルガードBを朝、晩に飲んで、さらにメモリオンをわたしがいるときだけ食べさせてます。

診察室へ

先生は白衣姿ではなく、可愛らしいキャラクターのTシャツを着ているので見た目は医者ではありません。最近話題にしているのはグルタチオン点滴で、これが効果があるかどうかという話をしています。

生活不活発病を発症した際、1日中寝るわ、デイ拒否、昼間の外での失禁など、あまりに急激な変化に焦ったのですが、パーキンソン病にも効くといわれるグルタチオン点滴で復活して、救われたのでした。

おそらくですが、母と同じようになったら、多くの介護者は安静に寝かせようと判断するはずです。これが運命の分かれ道で、寝たきりへの道を選択したことになります。

わたしには祖母での失敗経験がありますから、まったく逆の発想で動かし、そのときの活力剤としてグルタチオンでうまくいったので、先生には本当に感謝しかありません。

最近はアルツハイマーなのかピックなのか、薬はどうする?というよりかは、適切なケアを重要視してますが、最低限生活レベルをキープできる処方は必須ですよね。

今日もしれっと、しれっと。

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5件のコメント

グルタチオン多量静注+プレタール50mg2錠 内服が、レビーやLPC・Pickへのスタンダード治療としています。この組み合わせは、陽性症状にも有効な事が多く悪影響がほとんど有りません。
シチコリンは、怖くて1000mg使えなくなってしまいました。シチコリンはアセチルコリンの前駆物質。
投与すると直ちに迷走神経賦活が、起こるようです。この為投与後直ちに、意識レベルの異常な低下が起こりやすい。
グルタチオン+プレタールは、この様な問題がなく使いやすい。グルタチオン単独で前頭葉症状や感覚性失語に有功なケースが少なく無いですよ。パーキンソニズムの改善はコウノ先生が言うほど、得られませんでしたが・・・・・。
後陽性症状には、ウインタミン・コントミンとニューレプチルをよく使います。其れ以外にはたまにリバスタッチテープ4,5mgを使うかな。最近レミニール少量も稀に使用しますが。
アリセプトやメマリーは中止することはあっても、新たに処方はしていません。

小関先生

ありがとうございます!

かかりつけ医の講演を聴いたのですが、グルタチオンとプレタールが特に最近は効果があると話していました。シチコリンはレビー意識障害やせん妄に使い、1分で効くこともあるとお話してましたが、逆もあるということですね・・なるほど。そして、アリセプト・メマリーの新たな処方はなしですね。

お久しぶりです。最近、母の傾眠はなおりませんが朝デイの迎えがきて立とうとするとよろけるようになりました。 一過性虚血だと思いますが迷走神経の反射のようです。ヒロシ先生に教えていただきました。アリセプトではないですがリバスタッチを2.25貼っているので中止し、できればプレタールなどの脳梗塞治療をしたいと思っています。 認知症治療薬で虚血が進むなんてほんと皮肉なものですね。

syumitektさま

お久しぶりです。そうなんですね、勉強になります。認知症治療薬で虚血ですか、本当に皮肉なお話です。うちはプレタールをずっと継続しておりまして、安定しております。

虚血 というか最近ずっと血圧が低いです。デイで血圧がひくすぎて測れないとのことです。原因は多分ルンブルクスでしょうか?血栓ができないようにと飲ませているのですがスタチンと合わせて効きすぎているみたいです。
あと冬になると冷たい手で触られるのを嫌がるのでリバスタッチも貼りにくいです。
レミニールのように錠剤でどうにかするしかなさそうです。

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ABOUT US

工藤広伸(くどひろ)介護作家・ブロガー
1972年岩手県盛岡市生まれ、東京都在住。岩手にいる認知症&難病(CMT病)の母(77歳・要介護2)を、東京からしれっと遠距離在宅介護を続けて9年目。途中、認知症の祖母(要介護3)や悪性リンパ腫の父(要介護5)も介護し看取る。認知症介護の模様や工夫が、NHK「ニュース7」「おはよう日本」「あさイチ」などで取り上げられる。Voicyパーソナリティ『ちょっと気になる?介護のラジオ』。認知症ライフパートナー2級、認知症介助士。
【著書】親が認知症!?離れて暮らす親の介護・見守り・お金のこと(翔泳社)ムリなくできる親の介護(日本実業出版社)医者には書けない! 認知症介護を後悔しないための54の心得 (廣済堂出版)ほか