10/15(土)横浜開催・実践的認知症セミナーのお知らせ

実践的認知症セミナー

2016年10月15日(土)、新横浜駅近くで認知症セミナーが開催されます。

このセミナーでわたしが注目しているのは、特別講演で平川亘先生(池袋病院副院長)がお話されることです。平川先生と言えば、母も使用している脳梗塞のお薬「プレタール」を使った認知症治療を行っていることで有名です。

認知症シロスタゾール

700例近く改善したという結果を、先日の講演で聞いて今年一番の衝撃を受け、うちも試して今のところうまくいってます。今回のお題は、「認知症のかんたん診断と治療」ということなので、プレタールのお話をされるかどうか不明ですが、そういう意味で興味深いセミナーです。

ブログ読者の方に注意して頂きたいのは、ブログの話(プレタールとかコウノメソッドとか)をそのまま医師に話しても、会話にならない場合があるということです。

そういった症例があると興味を示す医師ならば理想ですが、何それ?うさんくさいと思う医師もいますし、抗認知症薬が絶対と考える医師もいます。絶対がないから、介護家族は苦労しているわけで・・・そもそも患者家族なんて、ただうるさいだけの素人と考えている医師も多く、初めから話を聞こうとしない方もいます。

本当にびっくりするのは、ブログ読者の皆さまが、認知症に関してとても勉強熱心だということです。いろんなご意見を頂きますが、「へぇ~、ほ~」と勉強させて頂いてます。こういった読者の勉強熱心さを、ある方法で伝える機会を頂いたので、いずれご紹介します。

話がそれてしまいましたが、その平川先生がお話されるというところに興味があります。中坂先生は抗認知症薬の副作用のお話をされるそうなので、認知症のお薬でどういうことが起きるか知らない方は、一度聞いておいたほうがいいと思います。使い方を間違えると、介護家族は「必要のない苦労」を強いられます。

セミナーの詳細

タイトル実践的認知症セミナー
日時2016年10月15日(土)
17:00~19:00(開場:16:30)
場所岩崎学園新横浜1号館リバブルホール
横浜市港北区新横浜2-4-10 横浜医療情報専門学校8階

対象認知症に関心がある方
定員300名
参加費1000円
(テキスト代込、当日支払い)
申込締切日2016年10月12日(水)
講師中坂義邦先生(新横浜フォレストクリニック 院長)
平川 亘先生(池袋病院 副院長)

今日もしれっと、しれっと。


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【わたしの書いた最新刊】
東京と岩手の遠距離介護を、在宅で11年以上続けられている理由のひとつが道具です。介護者の皆さんがもっとラクできる環境を整え、同時に親の自立を実現するために何ができるかを実践するための本を書きました。図表とカラーで分かりやすく仕上げました。

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ABOUT US
工藤広伸(くどひろ)介護作家・ブロガー
1972年岩手県盛岡市生まれ、東京都在住。
2012年から岩手でひとり暮らしをするアルツハイマー型認知症で難病(CMT病)の母(81歳・要介護4)を、東京からしれっと遠距離在宅介護を続けて13年目。途中、認知症の祖母(要介護3)や悪性リンパ腫の父(要介護5)も介護し看取る。認知症介護の模様や工夫が、NHK「ニュース7」「おはよう日本」「あさイチ」などで取り上げられる。

【音声配信Voicyパーソナリティ】『ちょっと気になる?介護のラジオ
【著書】親の見守り・介護をラクにする道具・アイデア・考えること(翔泳社)、親が認知症!?離れて暮らす親の介護・見守り・お金のこと(翔泳社)、医者には書けない! 認知症介護を後悔しないための54の心得 (廣済堂出版)ほか