認知症の祖母(当時89歳)の介護施設探しの時に使った、老人ホームや介護施設の比較サイト7つをまとめてみました。
病院のソーシャルワーカー経由で介護施設を探しましたが、残念ながらそれだけではかなりの情報不足。そこで介護施設を紹介してもらったあと、自分で老人ホーム比較サイトを使って情報収集しました。
介護施設比較サイトのいい点、悪い点を指摘しながらご紹介します。下記表が比較サイトの一覧で、ひとつひとつ詳しく解説していきます。
No. | サイト名 | ワンポイント |
---|---|---|
1 | 【LIFULL介護】 | 1番お世話になった介護サイトで、現在のイチ押しがこちら。読み物として情報が充実しているので、介護施設の勉強ができる |
2 | かいごDB | 以前は情報量の多さから、このサイトを1番推しておりました。介護保険サービス全体の検索に使えます |
3 | 探しっくす | 施設を見学する時の「見学チェックシート」が1番使える |
4 | 老人ホームマップ | 介護施設を利用しての感想や評判(口コミ)の量が、日本で一番多い |
5 | オアシスナビ | 施設紹介動画、現場の声ブログがあり、介護施設の雰囲気をつかみやすい |
6 | 有料老人ホーム情報館 | 家族信託・成年後見の士業との連携がある |
7 | きらケア老人ホーム | 首都圏特化型で、空室情報をリアルタイム把握している。とにかく急いでいる方にオススメのサイト |
1. LIFULL介護
わたしが最もお世話になった介護施設検索サイトが、LIFULL介護です。
LIFULL介護のいい点
- 運営会社(例えばベネッセが運営している施設がいいなど)で、施設検索が可能
- 1年以内に新設された “新規オープン施設” の検索が可能
- 比較検討リストに気になった介護施設を保存し、まとめて資料請求が可能
- オンライン見学ができる介護施設を検索できる
- 地方でも、施設の詳細情報が充実している
- 情報が充実しているので、介護施設について勉強できる
- 施設の写真、画像、入居条件など、サイト全体が見やすい
LIFULL介護のマイナス点
- 地方の介護施設の掲載数は、首都圏と比べるとまだまだ少ない
コロナ禍において、介護施設のオンライン見学の有無の検索ができたのはすばらしいと思います。LIFULL介護には、入居相談室という無料電話相談もあります。
地方の介護施設の掲載数はどの比較サイトも少ないのですが、その中でもLIFULL介護は掲載数が多いほうです。うちは岩手県で比較に困ったのですが、困ったときはこのサイトを利用してました。
2. かいごDB
以前は1番推していたサイトで、介護施設探しの入口がシンプルになりました。
かいごDBのいい点
- 東証一部上場の株式会社エス・エム・エスが運営
- 訪問介護(ヘルパー)や通所介護(デイサービス)などの検索もできる
- 空室数、入居待ち人数が分かる施設もある
- 利用者家族の施設口コミ・評判が掲載されている施設もある(真偽は保障されてない)
- 施設見学チェックシートがダウンロードできる
かいごDBのマイナス点
- 読み物としては、コンテンツはそんなに充実していない
- 地方の介護施設の掲載数がかなり少ない
ネットの口コミの審議は、飲食店系サイトでも賛否を呼んでいますが、何も情報がないよりかは、利用者家族の意見を参考にできる点はありがたいです。あとはその口コミをどう解釈するかは、比較サイトを利用する人の自己判断によると思います。
地域包括支援センター、居宅介護支援事業所、ショートステイなどの検索ができるところが、他のサイトにはない最大の特徴です。介護施設探しだけでなく、介護保険サービス全体の検索サイトとして使えます。
3. 探しっくす
探しっくすのいい点
- 早分かり用語集(PDF)をダウンロードできる(無料)
- SNS発信(twitter、LINE、Facebook)をしているので、最新情報のキャッチアップがラク
- もし介護施設入居で不動産売却が必要になったら、査定サイトへの入口もある
探しっくすのマイナス点
- 地方の介護施設は、検索してもゼロということもある
ダウンロードすると早わかり用語集であったり、見学チェックシートだったりを簡単に無料で入手することができます。特に見学チェックシートの項目数はとても細かくて、このサイトのチェックシートが1番使えると思います。
4.老人ホームマップ
このサイトは、何と言っても施設の口コミの多さが一番の特徴です。
老人ホームマップのいい点
- 最も気になる介護施設を利用しての感想や評判(口コミ)の量が、日本で一番多い
- この口コミを元に『介護施設にだまされるな!』という本が出版された
- スタッフ・食事・清潔さ・愉しみ・雰囲気・施設・介護体制が5点満点で評価 (チャートつき)
- 地方毎(北海道、東北、関東、近畿、九州など)の介護施設口コミランキングが見られる
老人ホームマップのマイナス点
- 地方の施設への口コミは、充実していない
- 介護従事者の施設への不満も掲載されているので、介護職の大変さやいやなところまで見える
- 口コミの精査(いい口コミもあれば、悪い口コミもある)が必要
- 施設の詳細情報が、詳しく掲載されてない
老人ホームの口コミ件数が、4万件近くあり充実しています。うまく利用することで、施設の良し悪しが判断できます。地域にもよりますが、わたしの地方は口コミがほとんどありませんでした。口コミを見るためには、無料会員登録が必須です。
5.オアシスナビ
オアシスナビのいい点
- 施設を紹介する動画もある
- 施設でどんな事をしているか写真があり、現場の雰囲気が分かる
- 現場の声ブログがあり、これも現場の雰囲気をつかみやすい
オアシスナビのマイナス点
- 施設紹介数に関しては、そんなに多くはない
施設紹介動画、現場の声ブログがあり、実際に入居している人へのインタビューや、スタッフの声が掲載されています。
6.有料老人ホーム情報館
有料老人ホーム情報館のいい点
- 東京・神奈川・千葉・埼玉に関しては、施設情報が充実している
- 成年後見、家族信託の士業との連携がある
- 施設見学・説明会などのイベントでの検索ができる
- 訪問相談・施設への現地同行も希望すれば、行ってくれる
有料老人ホーム情報館のマイナス点
- 地方の施設は、検索してもゼロということもある
なんといっても、訪問相談と施設への現地同行を行ってくれるのが、他のサイトにはないです。首都圏・関西圏の方で、直接会って話したいと考えている人にはお薦めです。成年後見制度のプロの紹介もしてくれます。
7.きらケア老人ホーム
きらケア老人ホームのいい点
- 首都圏だけで6000件以上の有料老人ホーム、グループホーム、サービス付き高齢者向け住宅をカバー
- 介護士の紹介や派遣を行っていることで、内部情報に詳しい
- 一人ひとりに担当アドバイザーがつき迅速かつ丁寧にサポート
- 老人ホームの内部事情を教えてもらえる
きらケア老人ホームのマイナス点
- 首都圏特化型なので、他地域の方は利用できない
- まず会員登録してからでないと、施設の情報が得られない
プロに相談できるメリットと、年中無休で24時間対応していて、緊急時にも相談に乗ってもらえます。平均2週間、最速で1週間で介護施設に入居可能なので、とにかく急いでいる方にオススメです。
たくさんの介護施設を十分検討したけど疲れてしまった。いよいよ介護施設に預けよう!と決断したときに、使ってみるといいかもしれません。
老人ホーム・介護施設探しの大原則とは?
「資料請求したら、自分で見学して目で確認する」
介護施設に行ってみないと、資料請求だけでは分からないです。現場で雰囲気を確かめる事が、最も大切ですし、数多く施設を見学することで、見る目が養われます。
また介護施設の比較サイトは、広告を掲載できる力のある老人ホームのみが掲載されています。利用者を増やして稼働率を上げたい介護施設側と、サイトを運営する会社にとってwin-winのビジネスモデルです。
比較サイトに載ってない、あるいは広告を出してない介護施設や老人ホームの中にもすばらしいところもたくさんあります。比較サイトのメリットは、選択肢を簡単に増やせることなので、割りきって使いましょう。
介護施設に入居する前の荷物の整理について
父親が亡くなったときに遺品整理を行ったのですが、その業者から生前整理の話も聞きました。介護施設入居が決まった際に、家のものを処分する際に遺品整理業者へ依頼することもあります。その記事も合わせて読んでみてください。
今日もしれっと、しれっと。
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