【認知症介護】部屋への侵入防止対策|ベビーゲート活用事例

タンスのゲン ベビーゲート ワイドタイプ

1か月前の記事で、認知症の母が見守りカメラの設置されていない部屋に侵入して、寝てしまったトラブルについて書きました。夜8時、わたしが部屋に最も近い見守りカメラ越しに声を掛けても反応がなく、最終的には自費ヘルパーさんの力を借りて、母を救出しました。

それから3週間後、母が同じ部屋にまた侵入。15時30分だったので、定時にいらっしゃるヘルパーさんを待って、カメラから声をかけて捜索を依頼、その時は部屋にチョコンと座っていたそうです。

以前からこの部屋に入ることはあったのですが、必ず戻ってきてくれました。しかし最近は、部屋に入ると戻れなくなってしまったようです。生活圏ではないので手すりがなく、照明も分かりづらいので、入って座ってしまったら最後みたいなところはあります。

昼間であれば、タイミング次第でヘルパーさんの力を借りられますが、夜間に入られてしまうとお手上げです。エアコンのない部屋なので、真夏は熱中症、真冬は低体温症の心配があります。また、部屋の中で転倒して骨折する可能性だってあります。

そこで今回も、あのアイテムのお世話になることに決めました。

タンスのゲン ベビーゲートをまた購入

今回購入したのは、タンスのゲン『つまづきにくい ベビーゲート ワイドタイプ』です。

実は、階段手前にはすでに同シリーズの通常タイプ(幅75cm〜96cm)を設置しており、母の階段転落防止に効果を発揮していました。2023年10月の設置以来、現在も問題なく使用できています。

今回設置する場所を測定したところ、幅が125cmだったため、ワイドタイプ(拡張パーツ付き)を選択しました。

入っていたパーツ一式

ベビーゲート設置に苦労した理由

説明書どおりに拡張パーツを組み合わせたのですが、うまくいきません。30分くらいで終わるかと思いきや、軽く1時間は超えてしまいました。壁の凹凸とか、ボルトを均等に締めるところが難しくてかなり苦戦しました。でも、下の写真のように何とか設置は完了しました。

ベビーゲート設置完了

こちらは階段手前に設置して、今も現役で使っているベビーゲート(通常タイプ)です。

ベビーゲート 介護
通常タイプのベビーゲート

認知症の母の反応

新しいベビーゲートの前に来た母が、「この先はいけないのね」と言ってくれたので、理解してくれたようです。言葉が出ないことも多いなかで、「お~、理解できた」って思いましたね。

介護職の方がこのゲートを見て、飛び越えないか心配されてました。母は障がいがあるので無理はしないと思うのですが、認知症で想定外の行動はあり得るのでしばらくこれで様子を見たいと思います。

今日もしれっと、しれっと。

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ABOUT US
工藤広伸(くどひろ)介護作家・ブロガー
1972年岩手県盛岡市生まれ、東京都在住。
2012年から岩手でひとり暮らしをするアルツハイマー型認知症で難病(CMT病)の母(82歳・要介護4)を、東京からしれっと遠距離在宅介護を続けて14年目。途中、認知症の祖母(要介護3)や悪性リンパ腫の父(要介護5)も介護し看取る。認知症介護の模様や工夫が、NHK「ニュース7」「おはよう日本」「あさイチ」などで取り上げられる。

【著書】
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