認知症の母(70歳)の経過報告も、いよいよ2年目に突入しました。
わたしの遠距離介護体制
1.わたしは東京からSkypeでたまに監視
2.わたしの妹が週1回様子を見に行って、何かあれば連絡がある
3.ヘルパーさんが書いてくれる伝票で、何を買い物したかなどチェック
4.訪問看護師さん、作業療法士さんから何かあったら電話をもらう
5.母から直接連絡が来る
こんな感じで母の状態を知ることができます。2から5に関しては、何か特別な事がなければ電話やLINEが来ることもないのですが、この2週間は2.も4.も5.もありました。まずは妹からの連絡編。
ブログに書くまでのことでもないんですが、
別居中の父の会社の元同僚の奥さん
という、むちゃむちゃ縁遠い人が、昨年11月に亡くなった祖母(母の母です)を拝みに来たのこと。香典を持ってきてくださったのですが、わたしからすると不思議なことで、
・奥さんの顔すら思い出せない、30年前に会った事あるかも。
・そもそも別居中の父は、なんの目的で会社の元同僚に祖母の死を、いまさら伝えたのか?
・亡くなった祖母と親交はなかったはず
ホントどうでもいい事ですが、唯一気になったのは香典返し。わたしが不在の時の香典に関しては、妹が机の中に保管をして、わたしが対応するという方法をとってました。母は認知症なので、お返しの対応がうまくできません。
ところが今回は妹が保管するのを忘れてしまったんですね・・・・聞いても意味ないのですが、その時の状況を母に尋ねると、
母: 「××さんの奥さんが拝みにきて、お金を置いていったよ」
わたし: 「お返しは?」
母: 「やったんじゃないかな?」
確実にお返しできてませんね、たぶん。しかし香典袋もすでにどこかへいってしまい連絡先も不明ということで、スルーにしました。ただ、30年ぶりに突然やってくるお客は刺激が強すぎたのか、母は
母: 「お父さんとの離婚の話で、××さんうちに来たよ」
わたし : 「いやいや、おばあさんを拝みに来たんでしょ!」
(さすがに訂正してしまいました、認知症の模範対応 である “否定しない” が発動できません)
そんな縁遠い人が離婚の話などするわけもなく、実際どんな会話をしたかを知る由もないんですが、時が過ぎて忘れてくれるのを待つしかありません。
作業療法士さんからの電話
シャルコー・マリー・トゥース病の訪問リハビリを、週1回40分受けています。リハビリを勝手に断ったりという前科があるので、今回もその電話かな?と思ったのですが、どうやら風邪をひいてしまい、リハビリを中止したということでした。
といっても、寝込むほどではなく軽めの風邪だったようですが、東京にいてもこういう連絡を頂けるのは大変ありがたいです。リハビリの2日後の母の様子を、後日ヘルパーさんにも確認してみると、気になるほどの風邪ではなかったとのこと。こちらも一安心でした。
そして、最後。母からの直接の電話は、久々に3日連続で同じ用件で電話が鳴りまして、
母: 「外来受診は何時なの?」 「病院は終わったんじゃなかったの?」
最初は意味不明だったのですが、訪問看護師さんが置いていった表が気になってしょうがなかったようです。1分置きに連続10回、全く同じ用件で留守電が入っていた頃を思えば、3日連続ぐらいは平気です。わたしも成長しました!
歯医者が終了したんですが、それが認知症の通院とリハビリが終わったとずっと勘違いしているので、こんな電話が来ました。2週間の間にいろいろとありましたが、時間差香典の真意だけは謎です・・・・
結論
フェルガードBに変えて1か月が経過しましたが、大きな変化はありません。コウノメソッド2年目に突入ですが、大きく捉えれば1年前と比較しても変化は少ないのかもしれません。小さな出来事は日々、いっぱいあるんですけどね・・・
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