左薬指先端を深く切ってしまった母。
いつ切ったのか、なぜ切ったのか 認知症のため全く分かりません。
毎週家に来るヘルパーさん、作業療法士さんに状況を聞いてみると、確認できなかったとのこと。結果、なぜ切ったのか分からないものの、わたしが帰省した当日か前日に指を切ってしまったようです。いいタイミングでの帰省でした!
結局、外科には滞在中に3回連れていきました。認知症の病院にも行きましたので、1週間で計4回病院に連れて行ったことになります。病院、病院、また病院・・・そんな週でした。
指が完治しないまま、帰京の日が来てしまいました。そこでヘルパーさんの事務所に行って、もし来週も通院しなければならない場合、病院まで連れて行って欲しいという文書を届けに行きました。
ヘルパーさんに通院をお願いする時は、いつも文書を作成して届けるようにしています。理由は、きちんと通院について伝えたいからで、伝言になると100%伝わらないものと考えているためです。(電話を受ける人、サ責、担当ヘルパーという伝言ゲームで、漏れが発生する)どんな事を文書に書くかというと、
・希望するヘルパーさん
知らないヘルパーさんが来ると、母は混乱してしまうので、いつも来るヘルパーさんで。
・希望する通院時間
訪問看護師さん、作業療法士さんが来ない時間帯に連れていって欲しい
・病院までの交通機関
母が自転車に乗り、その前か横をわたしが追走する というのが基本スタイルですが、ヘルパーさんにはきついのでタクシーを使ってくれと。但し、タクシーを呼ぶ場合、タクシーより先に自宅に着く事を必須でお願いしています。
タクシーの音を聞くと、母はタクシーを待たせては悪いという思いから、勝手にタクシーに乗っちゃうんですよね。歯科通院で大騒ぎになった事が過去にあったため、この事を文書にしました。
・母の様子
今回の場合は、縫合してないのに縫合したと勘違いしたり、麻酔を打ってないのに打ったと言ったりしていたので、そのことを書きました。また足の裏のたこ治療と勘違いして、先生の前で靴下を脱ぐ可能性がある事も伝えました。
結局、妹が最後病院へ連れて行って、外科は終了。この文書は廃棄してもらって、ヘルパーさんのお世話になる事はありませんでした。ケアプランに通院のお手伝いの項目を追加した事で、遠距離介護者としてはホントに助かってます。
今回、何がショックだったかというと、
「結構な大ケガをしたのに、いつ、なぜケガをしたのか覚えてない」
という事です。認知症だからやむを得ないんですが、インパクトある出来事はかろうじて覚えている事もまだあります。今回のケガはかなりのインパクトなのに、忘れてしまった・・・症状の進行かな?と思わせる出来事でした。
この週はフェルガードBとウィンタミンの両方をフルで服用させました。ウィンタミンで眠くなるのかな?と思ってましたが、そんなに副作用はないな という結論に至りました。
ウィンタミンは1包の量を相当少なくしてもらっているので、もうちょっと増やすテストを今度してみます。ウインタミンを常用するべきなのかという判断と、ピック病っぽいけど、アルツハイマーっぽいところもあります。
次回受診まで、テストしながら考えます!
コメントを残す