サービス担当者会議(略してサ担)の第4回目がありました。
「・ ・ ・」
今回で4回目のサ担は、6畳に8人(ケアマネ、訪看、訪問リハ、サ責、デイ代表、デイ相談員、母、わたし)でこたつを囲んで行われました、狭っ!
このチームは最強で理想形だとわたしは思っていて、いつも皆さんには実際口に出して 「最強!」 とお伝えしてます。
心の奥にデイサービスを利用するという意識づけをするために、通常ならば前日にしか予定は伝えないのですが、今回は3日前に伝えました。想定はしていたものの、案の定こんな感じでした。
これを朝から晩まで3日間繰り返し、質問回数は軽く50回を超えました。怒らずよく耐えたなぁ・・・自分!亡くなった祖母がデイサービスを激しく拒否しているのを目の当たりにしているので、デイという言葉すらNGな状況でした。
でも昨年9月から、まずはわたし1人で見学、その後母を騙してお試しへ。そのあとは記憶が風化しないように、毎日こう言い続けました。
「あーいう場所、他にはないよ」
「初めてお試しで行って、あんなに話盛り上がるなんてすごいよね」
「近所の子供たちと話ができるってすごいよね」
「他と違って自由だから、レクリエーションとかないから」
「小さい頃住んでいたところだから、懐かしいでしょ」
これらはすべて事実ですが、母のネガティブスイッチが入るとすべてリセットされ、デイサービス最悪に変わってしまいます。2年前の第1回サ担では他のデイサービスの所長が同席していたんですが、失敗に終わったんですよね。
会議はいつも通り明るい感じで終始進み、母も自ら 「行ってみたい!」 と発言。無事契約となりました。一番の目的である、調理リハビリテーションをぜひお願いしたいとの意向を伝えました。
母の認知症の症状で特に困っているのは、自信満々に言う 『取り繕い(妄想)』 です。2015年最初の会話も、
ホント人殺しなんですよ、うちの母は(笑)
密かに “妄想連続殺人犯” と呼んでますが、慣れているのでいつも笑い話で終わります。こういった妄想が、いろんな人と触れあったり、調理リハビリをすることで少しでも改善してる事を願っています。
趣味も特になく、料理一筋で来た母ですから、認知症のどんな薬よりも効果があると信じてます。ヘルパーさんや訪問リハビリでコミニケーションはあっても実質家からは出ていない母が、とうとう外出するまでになりました。2年かかったか・・・長かった・・・
今後、デイサービスで起こる出来事は記録ノートを見ながらブログに書きますが、面白いと思いますよ。こんな事するという話をデイ代表から聞かされているんですが、とても興味深い!選んだ理由は、そこです。
読者のみなさまもこういう事してるんだ~ってなるはずです、あとは母がへそを曲げずに続けていってくれれば・・・