ワクチン接種完了後の生活はどこまで解禁すべきなのか?

わたしは7月中旬に、2回のワクチン接種が完了します。厚労省のサイトを見ると接種後2週間で抗体ができるとありますが、その後の生活で何をやっていいのか悪いのかまでの情報がありません。

ファイザー社の新型コロナワクチンは、通常、3週間の間隔で2回接種します。最も高い発症予防効果が得られるのは、2回目を接種してから7日程度経って以降です。体の中である程度の抗体ができるまでに1~2週間程度かかるため、1回目の接種後から2週間程度は、ワクチンを受けていない方と同じくらいの頻度で発症してしまうことが論文等でも報告されています。

引用元:https://www.cov19-vaccine.mhlw.go.jp/qa/0016.html

これまでの制限生活とこれから

これまで高齢の母、基礎疾患持ちの妻と一緒に生活してきたので、必要以上の厳しい感染対策を続けてきました。

例えば新幹線に乗ったら絶対にマスクを外さずお茶も口にしないとか、電車は基本乗らず、移動は自転車か徒歩とか、家族、医療・介護職以外の人に会わない、ひとりであっても外食しないなどです。

正直やり過ぎだろ?と自分で思いつつも、遠距離介護自体もプレッシャーでしたし、家族への感染もアウトなので、厳しく自分を律してきました。

ワクチン接種完了後も、3密回避やマスク・手洗い・うがいなどは継続しつつも、制限し過ぎた部分は少しずつ解禁していこうと思ってます。とはいえデルタ株の感染拡大もあって、どの程度解禁していいのか、よく分かりません。また、4回目の緊急事態宣言も決定しました。

集団免疫を獲得するまでの用心といいつつ、接種率の壁にぶつかる海外の事例からも、ワクチン接種してもある程度のガマンは必要になりそうです。あと、岩手県の感染者ゼロの頃に東京から移動した感覚が今も残っていて、ワクチン接種しても解放感に浸れません。

自分が掲載され、頂いた女性自身の記事に「ワクチン接種後にやっていいこと」という医師が教える内容があったのですが、それを読むと自分が制限してきたことは解禁OKとなってます。でもデルタ株前の記事と解釈したのと、あまり参考にしないソースなので、現在情報収集中です。

必要最低限の病院通いしかしてなかったので、人間ドックや健康診断を延期しておりましたが、これらは予約するつもりです。あとは9月からスポーツジム通いを復活して、体力と筋力を戻しつつ、体重も絞るつもりですが、クラスターが増えていてワクチン接種後の場合はどうなんだろう?

何はともあれ、次回母に会うときはお互い接種完了同士なので、前ほどの緊張感はなくなりそうです。それだけでも大きいので、少しずつ情報を集めながら解禁していきます。

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今日もしれっと、しれっと。


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東京と岩手の遠距離介護を、在宅で11年以上続けられている理由のひとつが道具です。介護者の皆さんがもっとラクできる環境を整え、同時に親の自立を実現するために何ができるかを実践するための本を書きました。図表とカラーで分かりやすく仕上げました。

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ABOUT US
工藤広伸(くどひろ)介護作家・ブロガー
1972年岩手県盛岡市生まれ、東京都在住。
2012年から岩手でひとり暮らしをするアルツハイマー型認知症で難病(CMT病)の母(81歳・要介護4)を、東京からしれっと遠距離在宅介護を続けて13年目。途中、認知症の祖母(要介護3)や悪性リンパ腫の父(要介護5)も介護し看取る。認知症介護の模様や工夫が、NHK「ニュース7」「おはよう日本」「あさイチ」などで取り上げられる。

【音声配信Voicyパーソナリティ】『ちょっと気になる?介護のラジオ
【著書】親の見守り・介護をラクにする道具・アイデア・考えること(翔泳社)、親が認知症!?離れて暮らす親の介護・見守り・お金のこと(翔泳社)、医者には書けない! 認知症介護を後悔しないための54の心得 (廣済堂出版)ほか