母をデイサービスに送り出したあとの過ごし方

あ~あ、今日はデイサービス休むかな~

母をなだめすかして何とかデイサービスへの送り出しに成功したあと、ゴロゴロできたら最高ですが、残念ながらそうはいきません。母がいない時間は貴重なので、その時にしかできないことをしっかりやっておく必要があります。

デイサービスに行った日にしかできないこと

まずは掃除です。

居間にいる母をどかして掃除機をかけるわけにもいかないので、デイサービスに行っている間に掃除を終わらせます。若干尿臭もあるので、部屋の消臭スプレーもやります。

次に洗濯です。

母が居るときに洗濯物を外に干すと、乾いてないのに取り込んで畳んでしまいます。なのでデイに行っている間にまとめて洗濯をします。特にシーツや毛布などの大物を重点的に洗濯します。

あとは料理と買い物です。

母がいない間に料理をある程度終わらせておくと、スムーズです。居るときは「お母さんが作るからいいって」とずっと声を掛けられるので、余計に時間がかかります。

ここに自分の仕事も含まれます。居ないときのほうが集中して文章を書いたり、講演のスライドを作ったりできるので、デイの日=仕事の日になります。そんな時間の使い方をしていたわけですが、4年ぶりくらいにあることをやりました。

盛岡のスポーツジムに行ってみたところ

コロナ感染者の多い東京から盛岡へ移動する肩身の狭さを何年も味わったからか、盛岡のスポーツジムへ通うのも足が遠のいておりました。実家のタンスからスポーツジムで使うもの一式をバッグに詰めて向かったのですが、

  1. 4年前に洗濯したスポーツウェアを着たら、さすがに臭かった
  2. 靴底がすり減っていて、ランニングマシンの上を歩くときにツルツル滑った
  3. スポーツウェアのパンツのひもが下の写真のようになってた
ひもが抜けたままになってた

4年前にひもを通すのが面倒で、そのまま放置していたようです。

家の近くにジムがないので、ひもがアホになっていたからといって家まで帰るわけにはいきません。パンツが下がらないような動きをするマシン限定で汗を流しました。たまに股のところから、長いひもが出てしまって……。

盛岡のスポーツジムのマシンが東京のジムよりも先を行っていて使い方に戸惑い、東京でできることが盛岡ではできないケースもありました。おそらく次回からはスムーズにいけそうです。

今までは東京に居る間にめいっぱい鍛えて盛岡で何もせずにリセットされ、また東京に帰ってきて少しずつウェイトを上げる生活をしてました。今後は頻度は多くないと思いますが、たまには盛岡のスポーツジムで汗を流して、介護のリフレッシュをしようかと思ってます。

盛岡のジムには大浴場があるんですよね、これはありがたい。コロナで止まった時計の針を再び動かすもののひとつが、盛岡でのスポーツジム通いです。

音声配信voicyの最新回は、介護が終わったあとの親の家をどうする? の話です↓

今日もしれっと、しれっと。


にほんブログ村 介護ブログへ


【わたしの書いた最新刊】
東京と岩手の遠距離介護を、在宅で11年以上続けられている理由のひとつが道具です。介護者の皆さんがもっとラクできる環境を整え、同時に親の自立を実現するために何ができるかを実践するための本を書きました。図表とカラーで分かりやすく仕上げました。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください

ABOUT US
工藤広伸(くどひろ)介護作家・ブロガー
1972年岩手県盛岡市生まれ、東京都在住。
2012年から岩手でひとり暮らしをするアルツハイマー型認知症で難病(CMT病)の母(81歳・要介護4)を、東京からしれっと遠距離在宅介護を続けて13年目。途中、認知症の祖母(要介護3)や悪性リンパ腫の父(要介護5)も介護し看取る。認知症介護の模様や工夫が、NHK「ニュース7」「おはよう日本」「あさイチ」などで取り上げられる。

【音声配信Voicyパーソナリティ】『ちょっと気になる?介護のラジオ
【著書】親の見守り・介護をラクにする道具・アイデア・考えること(翔泳社)、親が認知症!?離れて暮らす親の介護・見守り・お金のこと(翔泳社)、医者には書けない! 認知症介護を後悔しないための54の心得 (廣済堂出版)ほか