40歳~57歳男性対象の風疹無料抗体検査とワクチン接種クーポンが来たので行ってみた結果

ワクチン

区から風疹に関する無料抗体検査とワクチン接種クーポンのお知らせが来たので、早速行ってみました。

風疹について

厚労省のサイトより、風疹について引用します。

風しんは、風しんウイルスによって引き起こされる急性の風しんウイルスによっておこる急性の発疹性感染症で、風しんへの免疫がない集団において、1人の風しん患者から5~7人にうつす強い感染力を有します。風しんウイルスの感染経路は、飛沫感染で、ヒトからヒトへ感染が伝播します。症状は不顕性感染(感染症状を示さない)から、重篤な合併症併発まで幅広く、特に成人で発症した場合、高熱や発疹が長く続いたり、関節痛を認めるなど、小児より重症化することがあります。また、脳炎や血小板減少性紫斑病を合併するなど、入院加療を要することもあるため、決して軽視はできない疾患です。また、風しんに対する免疫が不十分な妊娠20週頃までの妊婦が風しんウイルスに感染すると、先天性風しん症候群の子どもが生まれてくる可能性が高くなります。

引用元:https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/kenkou/kekkaku-kansenshou/rubella/

風疹の流行は40代前後の男性が中心だそうで、この引用の中で最も問題なのは母子感染による「先天性風疹症候群」とのこと。

また風疹はインフルエンザよりも感染力が強く、患者の咳や会話で飛沫感染します。高熱、発疹、関節痛であったり、症状が出ずに妊婦さんに移してしまうことも。

フリーランスのわたしは職場に出勤するわけでもなく、人混みを避けた生活を送っていますが、奥さんがSLE(全身性エリテマトーデス)で、ずっと家で生活しています。

この難病の人はワクチン接種ができないので、わたし自身がしっかり風疹を予防しておかないとまずいので、早速近所の病院で検査を受けてみました。

抗体検査の結果

同時に申し込んだ区の健康診断で血液を採取されたのですが、同時に風疹の抗体検査も申し込んだので、余分に血液を採取されました。

健康診断の結果と抗体検査の2週間ほどかかるということで、それを待って健康診断と抗体検査の結果を両方聞きました。

結果は・・・

抗体保有してませんでした・・・。

よって、予防接種確定。医師の診断後、今日ワクチン打ちますか?と聞かれたのでハイと答えました。

改めて体温を測り、問診票を書いて、利き腕とは逆の腕にチクリとワクチンを打って終了です。注射の痛みも、接種後も何もありませんでした。

このワクチンの接種率がとにかく低いというニュースがありました。

厚生労働省は3年間掛けて、接種などを進める計画で、ワクチン不足を防ぐため、今年度は昭和47年4月生まれから昭和54年4月生まれの男性およそ646万人を対象に原則、無料で受けられるクーポンを順次、配布しています。しかし、4月と5月の2か月間にクーポンを使用して抗体検査を受けた人は12万5800人余り、ワクチンを接種した人は1万6600人余りとまだ一部にとどまっています。

引用元:https://www.nhk.or.jp/d-navi/stopfushin/news/20190730coupon/

クーポンが届いた皆さん、ぜひ抗体検査を受けてみてください。

健康診断のほうも特に大きな問題はなかったのですが、区の無料ざっくり診断なので、来年はお金をかけて人間ドックを受けるつもりです。

また、インフルエンザの予防接種も10年近く受けてなかったのですが、これもやはり家の問題があって、今年からわたしも受けることにします。

今日もしれっと、しれっと。


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東京と岩手の遠距離介護を、在宅で11年以上続けられている理由のひとつが道具です。介護者の皆さんがもっとラクできる環境を整え、同時に親の自立を実現するために何ができるかを実践するための本を書きました。図表とカラーで分かりやすく仕上げました。

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ABOUT US
工藤広伸(くどひろ)介護作家・ブロガー
1972年岩手県盛岡市生まれ、東京都在住。
2012年から岩手でひとり暮らしをするアルツハイマー型認知症で難病(CMT病)の母(80歳・要介護4)を、東京からしれっと遠距離在宅介護を続けて12年目。途中、認知症の祖母(要介護3)や悪性リンパ腫の父(要介護5)も介護し看取る。認知症介護の模様や工夫が、NHK「ニュース7」「おはよう日本」「あさイチ」などで取り上げられる。

【音声配信Voicyパーソナリティ】『ちょっと気になる?介護のラジオ
【著書】親の見守り・介護をラクにする道具・アイデア・考えること(翔泳社)、親が認知症!?離れて暮らす親の介護・見守り・お金のこと(翔泳社)、医者には書けない! 認知症介護を後悔しないための54の心得 (廣済堂出版)ほか