ゴールデンウィークも終わりですね。
わたしの遠距離介護ポリシーというのがありまして、GW・お盆・年末年始は基本帰省しない!理由は単純で、新幹線が混むから!そして、ゆっくりアイスが食べられないから!
新幹線と言えば、これ!カッチカチのスジャータスーパープレミアムアイス、プラスチックスプーンを破壊するほどの硬度でゾックゾクします。乳脂肪分ガッツリで超濃厚、遠距離介護必須アイテムです(笑)
今日は自戒の念を込めたエントリです。
介護に「成果主義」を持ちこむということ
立命館大学産業社会学部の津止正敏教授、下記文章があまりにも自分向けの言葉に思えてしまいまして。
それまでビジネス社会で生きてきた人は、介護を仕事のように考えてしまい、質の高いものを求めがちだ。「やるからには徹底的に」「手抜きせずに精一杯やる」という意気込みは一見よさそうだが……。
その思いは被介護者に向かい、動かない足を動かそうと努力させたり、食欲がないのに無理に食べさせたり、新しい機器を導入してみたりする。スケ ジュールをきっちり立て、決まった分量の食事をとらせ、さまざまな工夫でよりよい介護を行おうと努力する。よくいえば向上心があり研究熱心でけっこうなこ とだが、最初はつき合っていた相手も、そのうち疲れてくるだろう。(引用元:http://healthpress.jp/2015/02/post-1535.html:ヘルプレ)
津止さんの言うとおり、どこか介護をビジネス社会とつなげて考える癖があるんです、自分には。新しい機器を導入するし、何か認知症でいい方法はないかと工夫しているし。ただ津止さんは、この後でこうも言ってます。
自分がいくら努力しても、相手に「嫌だ」と拒否されることもある。特に認知症の場合などは、介護者が立てたプランをスムーズに遂行できることのほうが少ないだろう。
わたしがそこまで完璧主義でないのは、血液型がO型で大ざっぱだから、亡くなった祖母も母も当然のことながら、想定どおりいかない事の連続だったからです。あとは気負い過ぎないように、意識しているからです。
デイサービスをうまく説得したのにゴネだす、買い物は自分で行くと言っておきながら行かないなど、とにかく想定通りにはいきませんでした。さらにこんな事も言ってます。
訪問ヘルパーに「料理の味が濃い」と言ってみたり、「このタオルは○○用で、こちらのタオルで××してください」と細かい注文をつけたりする男性も決して少なくない。自分の求める介護に応えてもらえないと、あっさりケアマネージャーをすげ替えることもあり、そんなことが度重なると業者からはクレーマーのレッ テルを貼られてしまう。
医療・介護従事者のみなさまには、日頃から感謝の意は伝えてます。ただ、しょうゆはこれ、ホイップクリームは買っちゃだめ、など、買い物への細かい注文はありますね・・・
一見、愛情からに見えるが実は自己満足 という言葉が、胸に突き刺さりました。こういうクレーマーな介護者にならないよう、気をつけないと!男性介護者に見られる傾向ですが、女性の皆様も熱心になりすぎないように要注意です。
今日もしれっと、しれっと。
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