実家のトイレはまるで外にいるかのような寒さで、室温はおそらく一桁。そのため、2018年にパネルヒーターを設置しました。
正直パネルヒーターだけではトイレは暖められないのですが、認知症の母が触ったり、誤操作したりしないような暖房器具を考えて、ないよりはましと考えて購入しました。

ところが介護保険で手すりをレンタルしたため、このパネルヒーターを置く場所がなくなってしまったのです。あまりお金もかけられないので、通販のヨドバシカメラでセラミックファンヒーターを購入し、床置きで使い始めました。

セラミックファンヒーターを床に置けない!
しかし、設置から1か月も経たないうちに事件が起きました。先日の記事に書いた、母がリハパンをトイレに詰まらせてしまったのです。床に置いたセラミックヒーターが水浸しになり、漏電や火事の危険が出てきました。
また自分で便の処理がうまくできない母が、トイレの壁やら便器やらを便まみれにしてしまうので、床に置いておくのは危険です。そこでやむを得ず、トイレの上に金具を取り付けて、母が汚したり触ったりしない場所に移動しました。
トイレに座るとヒーターと距離があるので、暖かさは正直感じづらいです。だけどパネルヒーターよりは暖かい、そんなレベルになりました。
ヒートショックも心配ですが、火事はもっと心配です。基本母はひとりで暮らしていますし、何かあっては困るので、こんなことになりました。
想定していない位置への取り付けですが、とりあえず解決しました。やっぱりお金をかけてきちんとした暖房器具をつけるべきだったか……。
今日もしれっと、しれっと。
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