2015年を振り返ります

2015を振り返る

2015年、最後のエントリとなります。

来週より、このブログを改修するためです。テクニカルで大掛かりな作業ですので、年末1週間ほどお時間を頂きます。でも、Facebookやtwitterは、少しアップします。

夏目三久さんが好きな母は、生まれ変わったらこうなりたいといつも言ってます。その横にいるマツコを見る(怒り新党ですね)と必ず、

この人、昔プロレスラーだった人よね?

これ言われると、同じことを10回連続言われたあとでも、大爆笑してしまいます。プロレスラーが力士になることも・・・もの盗られ妄想を言われても、わたしは常にマツコの写真を持ち、母に見せる。そしてこのフレーズを言わせて、大爆笑する・・・心得55に加えます(笑)

電子書籍発売から始まった2015年

「認知症というテーマで、まさかの電子書籍リリース」

会社だったら、会議で却下されるような企画です。

「電子書籍なんて読む人いないだろ、もっと他の企画持ってこい!」

部長がふんぞり返って、言いそうなセリフです。しかし発売してみると、思っている以上にたくさんの方に読んで頂きました。その踏み出した1歩が、紙の出版にまでつながりました。

婦人公論、サンデー毎日の取材を受けたり、認知症ONLINEさん、The pageさんのコラム、すべて電子書籍という小さな1歩から始まっています。

小さくてもいいから、まず1歩踏み出そう!

いつも思っていることですが、2015年は深く考えずに踏み出した1歩が形になった年でした。今までインプットしてきた認知症や介護についての勉強、実体験をとにかくアウトプットしまくった1年でした。

アウトプットすることで、自分の記憶に定着するので、すごくいい機会に恵まれたなと思います。

また紙の本の影響力に驚きました。書店員の皆さんがどういうお仕事されているか、この目で見ることができました。多くの店長さんやご担当者さんともお話させて頂きました。ありがとうございます。

母の調子も、年前半はここ数年で一番ひどく、対処方法を間違えたら今頃ベッドで安静にし、死を近づけていたかもしれません。

我ながら生活不活発に目をつけられたのはファインプレーで、かかりつけ医や看護師さん、作業療法士さん、ヘルパーさんのおかげで、ここ数年で最高の状態になりました。デイサービスに通い始めたことも、相当大きいです。

ブログ読者の皆さまへ

たくさんのコメントやメッセージ、いつもいいね!やリツイートをして頂き、いろいろ励まされました。また電子書籍や本を購入して頂いて、こちらもありがとうございます。値段分の価値を、提供できましたでしょうか?

2016年1月1日には、また皆さまにお会いできるようブログ改修頑張ります!

皆さま、よいお年をお迎えくださいませ。

来年もしれっと、しれっと。


にほんブログ村 介護ブログへ


【わたしの書いた最新刊】
東京と岩手の遠距離介護を、在宅で11年以上続けられている理由のひとつが道具です。介護者の皆さんがもっとラクできる環境を整え、同時に親の自立を実現するために何ができるかを実践するための本を書きました。図表とカラーで分かりやすく仕上げました。

3件のコメント

みるきーママさま

コメントありがとうございます!

ちょうどサーバー移管を実施しているところで、移し替えている途中でコメント承認してしまったため、消えてしまったかもしれません。電波時計、いいですよね!

来年も引き続きよろしくお願いします。

初めてブログに触れます。「認知症介護を後悔しないための54の心得」読みました。成年後見などについて、考えは異なりますが介護と真摯に向かわれご自分の経験言葉で示された多くの点に共感します。私も介護サービスを受けている高齢の両親と同居し、自分らしい生き方を生活に重ね合わせて、毎日揺れながら過ごしています。定年退職前に来るべき介護に備え、門外漢でありましたが介護福祉士、社会福祉士を取得し、親の介護に留まらず社会への働きかけも描いています。貴方様の情報発信、大いに期待いたします。

太極拳達人さま

コメント、そして書籍を読んで頂きありがとうございます!太極拳で言うところの気の流れや気を練るという発想、体得したいです。

資格を取得され、社会への働きかけという志の高いことに挑戦されるというお気持ちすごいと思います。期待して頂いてありがとうございます、今後ともよろしくお願い致します。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください

ABOUT US
工藤広伸(くどひろ)介護作家・ブロガー
1972年岩手県盛岡市生まれ、東京都在住。
2012年から岩手でひとり暮らしをするアルツハイマー型認知症で難病(CMT病)の母(81歳・要介護4)を、東京からしれっと遠距離在宅介護を続けて13年目。途中、認知症の祖母(要介護3)や悪性リンパ腫の父(要介護5)も介護し看取る。認知症介護の模様や工夫が、NHK「ニュース7」「おはよう日本」「あさイチ」などで取り上げられる。

【音声配信Voicyパーソナリティ】『ちょっと気になる?介護のラジオ
【著書】親の見守り・介護をラクにする道具・アイデア・考えること(翔泳社)、親が認知症!?離れて暮らす親の介護・見守り・お金のこと(翔泳社)、医者には書けない! 認知症介護を後悔しないための54の心得 (廣済堂出版)ほか