このブログでご紹介した認知症関連の本で、2016年上半期アマゾンで売れたものベスト10を集計してみました。昨年はわたしの電子書籍、漫画ヘルプマンなどが人気でしたが、果たして今年は?
そしてベスト10の結果から、あることが分かりました!
この記事のもくじ
第10位:【ポケット介護】楽になる認知症ケアのコツ
まさかの読んだことがない、ましてやブログでご紹介したことのないこちらの本が10位になりました。なぜ10位にランクインしたかというと、Amazonのあの機能「よく一緒に購入されている商品」で、自著とこの本を買う方が多いようです。
第9位:親が倒れた! 親の入院・介護ですぐやること・考えること・お金のこと
遠距離介護コミュニティ・NPO法人パオッコ代表の太田差惠子さんの本です。この本の特徴は、介護が始まるその瞬間から、時系列に介護の流れを説明していることです。ほとんどの本は「分かっているもの」として扱う介護の部分も、細かく書いている本は、あまりありません。
第8位:医者は認知症を「治せる」
この本の「中身」をブログで紹介したことはないのですが、自著と同じ廣済堂出版さんの健康人新書シリーズということで、紹介しました。わたしが出版できたのも、この本が売れていて、コウノメソッドを実践している家族だからという理由もあります。
第7位:完全図解 新しい認知症ケア 医療編
わたしが、コウノメソッドに出会うきっかけになった本です。4年前に祖母が倒れた2週間後に出版された本ですが、未だに根強い人気があります。
第6位:完全図解 新しい認知症ケア 介護編
施設の選び方、問題行動への対応の仕方、認知症のケアの大原則など、図解で分かりやすいのが特徴です。世界で最も売れている介護の本ということが書いてありましたが、どうやって調べたのかな・・
第5位:ユマニチュード入門
ユマニチュードは、相変わらず人気があります。わたしのブログはだいぶ静かになりました、というのもユマニチュードの記事でネットがあふれてしまっていて、競合が増えたためです。
第4位:家族が認知症になったとき本当に役立つ本
第2位と内容はかなり近いのですが、こちらはカラーでイラストもついていて見やすいです。わたしが最も影響を受けた認知症介護の本であり、著者である川崎幸クリニックの杉山孝博先生は尊敬する医師のひとりです。新品の入手が難しく、少し高い中古品での入手しかできないので、2位の商品を推してます。
第3位:今日から成年後見人になりました
親族が成年後見人を目指すときは、この本1冊あれば大丈夫です。ところがこの本が出版された当時と、今とではだいぶ状況が変わっています。専門職後見人(弁護士、司法書士など)が、親族以上に担当になることが増えています。わたしは、「マジメな」親族に後見人になって欲しいと思っているのですが・・・3位は意外な結果です。
第2位:認知症の9大法則 50症状と対応策
第4位の本の内容は、こちらでカバーできています。カラーでもないですし、イラストも多くないのですが、第4位の本が入手しづらいので、こちらをオススメしています。認知症介護する人は、絶対抑えておくべき9大法則が載っています。
第1位:医者には書けない!認知症介護を後悔しないための54の心得
ありがとうございます!わたしのブログでこの本が1位にならなかったら、大変です。おそらく書店の在庫がだいぶなくなっているので、Amazonで購入する方が多いかと思います。7月1日発売の新刊が出ると、おそらくこちらも書店に再び並ぶのでは・・・と思っています。
今回の結果で、一番びっくりしたのが10位の本です。この本とわたしの本の共通点があって、
「いかにして、認知症介護をラクにするか」
これをネットで探しまくった結果、このブログにたどりついている証拠でしょうね。読んでない本も今回は含まれていますが、どれも認知症介護において「気づき」を与えてくれる本だと思います。
そして下記の本は、認知症介護をラクにすることを目指していますし、この10冊の本には書いてないようなアプローチであることは間違いありません!
番外編:医者は知らない!認知症介護で倒れないための55の心得
はい、しっかり宣伝です。おそらく下半期は、この本が1位になると思っています。すでに多くの予約を頂いています、本当にありがとうございます!
連続ツイートをしたり、販促スイッチを少しずつ入れ始めてます。いつもチェックしてくださっている皆さまには、少しウザい感じになりますが、出版というこういった機会は人生でそうは訪れないので、ご了承くださいませ!
今日もしれっと、しれっと。
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