1/18新刊発売のお知らせ

【認知症】NHKスペシャル「母と息子3000日の介護記録」見ていて思った5つの共通点とは?

元NHKディレクター 相田洋さん(77歳)が、認知症のお母さんを3000日ビデオ録画した番組 を見たんですが、症状や介護においての共通点が多すぎてびっくりしました!いろんな認知症の番組を見てきましたが、「そうそう!」って言った回数が一番多かったのが、この番組でした。どんなところが共通していたか、ご紹介していきます。

 

1.認知症介護のビデオ記録を撮り続ける事で、ストレス解消

わたしも介護ブログを書き続けているのは、間違いなくストレス解消です。ブログを書いていると、気持ちが安らぎます。でも単なるストレス解消じゃなくって、どうせなら、自分の認知症介護体験が誰かの役に立てばいい そういう思いもあります。介護ブログを書いている人のほとんどは、こんな思いでブログを運営しているはずです。相田さんも自分の経験が誰かのために という思いで、3000日、50時間もの記録を撮られています。

2.TVカメラでの監視

元NHKということや、相田さん自身がメカに強い様子が番組内容から分かりました。最終的には相田さんは認知症の母との同居を選ぶわけですが、しばらくはTVカメラで別居しながら、監視をしています。わたしも今、WEBカメラ&Skypeで母を監視しています。同居はしていませんが、相田さんよりは一緒に過ごす時間が長いですね。

3.訪問看護師 秋山正子さん 1人暮らしの認知症について語る

「お札をばかり使って、小銭がいっぱい貯まる」 「お風呂に入らなくなる」 「曜日が分からなくなって、ゴミを捨てられなくなる」 立て続けに3つコメントを話されたんですが、これらすべて、うちの認知症の母の症状です。TV見ながら、「そうそう!」 って、叫んでしまった瞬間でした。小銭はわたしが定期的に両替をしています、ゴミはヘルパーさんにお願いしてます。お風呂だけがなぁ・・・・

4.介護福祉士の和田行男さん、認知症について語る

1人暮らし、あるいは遠距離介護の場合、「訪ねて行ったら、見えないところを見た方がいい、押入れの中、冷蔵庫の中、タンスの中、冷蔵庫の中、目に映らないところをいっぱいみたほうがいい」 このコメントも、「そうそう!」 と叫ぶ瞬間でした。

わたしも東京から実家に戻って、まず見る場所は、倉庫の中、冷蔵庫の中、押入れの中です。部屋はすごくきれいなんですが、押入れの中からリンゴが出てきたり、倉庫にゴミが溜まっていたり・・・体裁を整える気持ちがあるうちは、認知症でもまだいい方だ! と思って笑ってますが、わたしも”見えないところチェック” は、必ずしています。

5.亡くなる前の映像記録が、うちの祖母と激似!

ご飯を食べなくなる、誤嚥するようになる、高熱を発する、肩で息をする感じ、亡くなる直前になぜか元気になる感じ この映像がつい最近亡くなった祖母とそっくりでした。ご飯を食べなくなるのは、生きるのにもう栄養を必要としない時期が来ているためなんですよね・・・・

面白い番組でした。NHKは再放送が多いので、もし見逃した方はぜひ見てください。相田さんと唯一違う点は、自分はまだ40代ということぐらいだなぁ・・・ちょっと介護をするには早すぎると正直思います。でも、きっとなんとかなるんじゃないか~ と思ってます!

【2023年講演会予定】
1/29(日):埼玉県幸手市・杉戸町 → 内容の詳細


 


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東京と岩手の遠距離「在宅」介護を、10年以上続けられている理由のひとつが道具です。わたしが使ってきた道具を中心に、介護保険の杖や介護ベッドなど福祉用具も含め、介護者の皆さんがラクになる環境を実現するための本になっています。図表とカラーで分かりやすく仕上げました。

4件のコメント

先ほどツイッターでフォローさせていただきました、syumitektです。私もツイッターに母の様子を書き込んでストレスを多少なりとも発散しています。そしてそれを医者に見せています。 ツイッターでよければいろいろお話したいですね。

syumitektさま

コメントありがとうございます!

お医者さんに見せているって、すごいですね。わたしは病院に勤務する作業療法士さんに紹介しましたよ。発信することでストレス発散、とてもいいと思います!

残念なお知らせです。以前から怪しいと思っていたのですが、どうやらかかりつけ医は私のログをあまりみてないみたいです。
そしてコウノメソッド、フェルガードについて知っているか聞いてみたところ知らないどころかフェルガードについては「怪しい」「そんなもので治らない」とまで言いました。
知らないから調べてみる、なんてことも言いません。
母が気持ち悪いと言っていることを伝えたら吐き気を抑える薬を追加されました。まだ処方されて数日なので効果はわかりませんが、服薬管理がだいたいできていた母が混乱しないか心配です。
なにより薬が合わない→薬を減らすではなく、副作用を抑える薬という薬漬けをさせるのが疑問です。
コウノメソッド実践医への転院?を考えていますが距離が遠いのでなかなか厳しいです。

syumitektさま

世の中不勉強な医者が多い とコウノメソッドに書いてありますが、そういったお医者さんかもしれませんね。
河野先生の講演会に以前参加した時に、薬を薬で抑えた結果河野先生の病院に来たという人がすごく多いと言ってました。
うちは先日コウノメソッド実践医との話し合いで薬が減り、安定するようになりました。

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ABOUT US
工藤広伸(くどひろ)介護作家・ブロガー
1972年岩手県盛岡市生まれ、東京都在住。岩手にいる認知症&難病(CMT病)の母(79歳・要介護3)を、東京からしれっと遠距離在宅介護を続けて11年目。途中、認知症の祖母(要介護3)や悪性リンパ腫の父(要介護5)も介護し看取る。認知症介護の模様や工夫が、NHK「ニュース7」「おはよう日本」「あさイチ」などで取り上げられる。Voicyパーソナリティ『ちょっと気になる?介護のラジオ』。認知症ライフパートナー2級、認知症介助士。
【著書】親が認知症!?離れて暮らす親の介護・見守り・お金のこと(翔泳社)ムリなくできる親の介護(日本実業出版社)医者には書けない! 認知症介護を後悔しないための54の心得 (廣済堂出版)ほか