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買った!使った!よかった!「認知症便利グッズ」4選

認知症のご家族の面倒みていらっしゃる皆様、本当にお疲れ様です!

一般的に介護ショップでは、介護用品や福祉用具などを扱います。 例えばAmazon シニアサポート・介護ランキングでは、おむつ、入れ歯洗浄剤、おねしょシーツなどが上位です。

今回はそういったランキングにも載ってこない、わたしがいろいろ実践してみて、これいい!と思う認知症の便利グッズたちをご紹介します。さらに1冊の本にまとめました。

親の見守り・介護をラクにする道具・アイデア・考えること

工藤 広伸
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デジタル電波時計

今日は何月?、今日は何曜日?

という質問が、1日に数十回繰り返されることがあり、さすがに毎回優しく回答するのも疲れてきました。アナログの壁掛けカレンダーを見ても、今日がどこか認知症の母には分かりません。

でもデジタル電波時計ならば、時間も日付もくるいませんし、アナログ時計と違って時計を読む必要もありません。老眼対策のため、表示文字の大きいものを選びました。

母に日付や時間を聞かれたら、この時計を指差すという方法に切り替えました。何日か続けていると自分で時計を見るようになり、このストレスからは解放されました。これが一番大きなメリットです。

他にはアナログの時計を読めないところまで認知症は進んでませんが、いずれその可能性もあります。その時のための準備でもあります。

あえてアナログのカレンダーの真下に、この電波デジタル時計を設置しました。3000円くらいでしたが、認知症グッズで一番役に立っているのは実はこの電波デジタル時計です。ちなみに我が家は2個買いまして、もう1個は下記写真のようにお薬カレンダーと併設しています。

アナログカレンダーの真下に、電波時計を設置
お薬カレンダーの近くにデジタル電波時計

これをやっておくと、今日はどのお薬を飲んだらいいかすぐ分かります。認知症の母はひとり暮らしですが、このカレンダー&時計にしてからはきっちりお薬を飲めるようになりました。

認知症介護のデジタル電波時計の利用は一般的になってきています。合わせて、下記記事もチェックしてみてください。

見守りカメラ

認知症の家族と同居していない人に、お薦めなのが見守りカメラです。NHKスペシャル「母と息子の3000日の介護記録」でも、自作のカメラで見守りをしていました。

わが家ではPlanex社のスマカメシリーズを購入し、メイン機種として稼働しています。母は居間のテレビの前にいる時間が長いので、わたしが東京のスマートフォンから見守りを行っています。ちゃんとご飯食べてるか、地震が起きたとき無事かなど、何かと役に立ちます。

首から掛けるペンダント、電気ポットの使用での安否確認をする方法もありますが、映像に勝るものはありません。もはや見守りカメラなしで、介護は考えられないほどです。

実家にネット環境がなくても設置できる見守りカメラや、外に設置できるタイプ、夜間でもカラーで見えるタイプなど進化した見守りカメラがあります。詳しくは、下記記事にまとめました。

Planex 防犯カメラ スマカメ スタンダード CS-QR100F

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消臭スプレー「ヌーラ」

つなぎパジャマで対策したら、パジャマに便がつくことはないと思っていたら甘かった。

認知症の祖母は、何をどうやってか結局、便をいじってしまうんです。もちろんつなぎパジャマにしたので、便いじりの回数は減りました。ちょっと便をいじった時のパジャマへの臭い、さらに加齢臭というか、激しい老人臭もします。

病院ベッド横にあったカゴの中の祖母の臭うパジャマ

これを認知症の母が洗濯するんですが、認知症でも忘れないくらい臭いが強いんです。そこで悩んだあげく急速イオン消臭ヌーラ(携帯用)を、使ってみました。

急速イオン消臭ヌーラ(携帯用)

これをつなぎパジャマに、「シュッ、シュッ」

祖母のつなぎパジャマにヌーラをシュッシュ

母が言うには、「なんか臭いしなくなったねー」と言うんですが、ホント?ということで、パジャマ持ち帰りをしてもらっている妹にも確認してもらったところ、

「前は車中、加齢臭してたけど、そうでもないかも」

と。わたしはパジャマをリュックに入れて、家まで持ち返っていたんですが、リュックへの臭いの移りがなくなりました。30mlで最も少ない量でしたが、結構使えます。

つなぎパジャマ

こちらは重度の認知症の祖母が使っているパジャマです。

便いじり対策がボタン(タッチホックという)のところにされています。つなぎタイプだからファスナーおろさないと、オムツが触れない・・・でもボタンが特殊でファスナー下ろせない というしかけです。オムツ交換しやすいように、股のところにファスナーがあります。

綿100%のオールシーズン対応なんですが、なんていうんでしょうか?生地ごわごわしたというか、かたさ感があります。綿だからですかね?ただ祖母はとても女性なところがあって、青い病衣をやたらいやがります。こういう花柄とか喜んで着るので、そういう意味では助かってます。

廃番になってしまったようですが、幸和製作所のパジャマを結局4着購入して使い回していました。他にも認知症介護に役立つ便利グッズを、下記の関連記事にまとめました。この記事よりもむしろたくさんのグッズが掲載されていますので、合わせて読んでみてください!

今日もしれっと、しれっと。


【2023年講演会予定】


 


【2023.01.18発売!】
東京と岩手の遠距離「在宅」介護を、10年以上続けられている理由のひとつが道具です。わたしが使ってきた道具を中心に、介護保険の杖や介護ベッドなど福祉用具も含め、介護者の皆さんがラクになる環境を実現するための本になっています。図表とカラーで分かりやすく仕上げました。

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ABOUT US
工藤広伸(くどひろ)介護作家・ブロガー
1972年岩手県盛岡市生まれ、東京都在住。岩手にいる認知症&難病(CMT病)の母(79歳・要介護3)を、東京からしれっと遠距離在宅介護を続けて11年目。途中、認知症の祖母(要介護3)や悪性リンパ腫の父(要介護5)も介護し看取る。認知症介護の模様や工夫が、NHK「ニュース7」「おはよう日本」「あさイチ」などで取り上げられる。Voicyパーソナリティ『ちょっと気になる?介護のラジオ』。認知症ライフパートナー2級、認知症介助士。
【著書】親の見守り・介護をラクにする道具・アイデア・考えること(翔泳社)親が認知症!?離れて暮らす親の介護・見守り・お金のこと(翔泳社)医者には書けない! 認知症介護を後悔しないための54の心得 (廣済堂出版)ほか