先日、認知症の母が食器用洗剤を誤飲した話を書きました。その対策として、洗剤の容器を100均のポンプ式に変えて、シールで「せんざい」とわかるように表記。
この対策のあと、母の誤飲はありません。しかし万が一ってこともありますし、この先認知症がさらに進行した際には、容器の対策だけでは不十分になるかもしれません。そこで洗剤自体のリスクも下げようと購入したのが、『緑の魔女』です。
洗剤中毒は界面活性剤中毒
メディカルノートさんの洗剤中毒について、いくつか引用します。
洗剤中毒とは、洗剤が体内に大量に摂り込まれることで生じる中毒のことです。界面活性剤中毒と呼称されることもあります。洗剤中毒を引き起こし得る洗剤には、洗濯用や液体石けん、食器洗い用や洗車用などたくさんの種類があります。洗剤中毒の多くは誤飲により起こっています。たとえば、お子さんや認知症の患者さんが、ジュースなどの飲み物と間違えて洗剤を飲んでしまうことがあります。また、皮膚や目に洗剤が大量にかかってしまい、症状が出ることがあります。
引用元:https://medicalnote.jp/diseases/%E6%B4%97%E5%89%A4%E4%B8%AD%E6%AF%92
まさにうちと同じです。ポイントは大量に誤飲するかどうかで、味の違和感がわかる場合はすぐに吐き出すので大量にはなりません。さらに洗剤中毒の原因を引用します。
洗剤中毒を引き起こす原因物質は、界面活性剤と呼ばれる化学物質です。界面活性剤は、油汚れを落とすための洗剤などに配合されています。
引用元:https://medicalnote.jp/diseases/%E6%B4%97%E5%89%A4%E4%B8%AD%E6%AF%92
今回『緑の魔女』を選んだきっかけは、薬剤師さんとの会話からです。この対策で完璧にはなりませんが、界面活性剤の割合を減らしておけば、少しはリスクを減らせます。大手メーカーの界面活性剤の割合はだいたい30%前後なのですが、この緑の魔女は20%と少ないのです。
正直ここまでやる必要はないと思いつつ、洗剤の面白いポイントがあったので購入して使ってみました。それは「パイプに付着した汚れを落とし、水質もきれい」にしますというところです。裏面の説明書きに書いてありました。地球に優しいそうです。
緑の魔女を使ってみた感想
界面活性剤の割合が低いので泡立ちは当然悪いのですが、思っていたほど油汚れが落ちないわけでもありません。パイプに付着した汚れが落ちたかどうか分かりませんが、遠距離介護でパイプ掃除まで手が回らないので、自然とキレイになってくれるならそれでいいかなと思ってます。
もう1つ最後に対策をしたら終わりで、それは容器に貼ったシールです。防水ではなかったので、数週間使っていると文字が消えてしまいます。
このブログにコメントをくださった方と偶然同じ対策(同じ洗剤を使い、同じボトルを選ぶ)をしていた奇跡みたいな話があって、その写真を見せて頂いたときに、インクジェットプリンタで消えない印刷をされていたので、わたしもシールを買ってこれから印刷します。
せんざいからしょっきをあらう に文字を変え、イラストもつけてみましたがさてさて。
音声配信voicyの最新回は、認知症介護中の強い言い方についてです↓
今日もしれっと、しれっと。
コメントを残す