以前、このような記事を書きました。
実家で黒ずんだ皿や割れた皿がここ数か月で何枚も出てきて、その原因がガスコンロで直接皿に火をつけていたからでした。焦げた漆器のようなものが出てきたので、分かりづらいかもしれませんが写真でお見せします。
認知症の母のやけどや火事の心配が出てきたのですが、IHクッキングヒーターを設置する気は全くありません。買い換えても母は覚えられないし、料理もできないので火を使うのはわたしかヘルパーさんになってしまったからです。それで今ある、ガスコンロで対策を考えました。
解決策1:ガスの元栓を閉める
シンプルにガスの元栓を閉めれば、母がガスで皿を温められないだろうと考えました。しかしこの案はあっさり却下しました。理由は元栓の場所で、毎回床に手をつかないといけないのです。真冬のフローリングは極寒なので、ヘルパーさんにお願いできません。
それで元栓の場所を変える工事をお願いするつもりでいたのですが、岩手の妹と電話で話していたらなるほど!というアイデアが出てきたので、その案で行くことにしたのです。
解決策2:電池を抜く
ガスの元栓を閉めるのがムリなら、電池を抜けばいい。確かにガスコンロには電池がついていて、それで着火するようになっています。電池を抜く作業なら、ヘルパーさんもラクです。
ただヘルパーさんが電池を紛失する可能性もありますし、そもそも電池を抜く運用は危険ではないのか? 念の為、メーカーのリンナイに電話してみました。
認知症の母が皿を直接温めるし、やけどや火事の心配があるから対策したい。電池を外して運用したいと思っているけど、大丈夫か? という問いに対しては、大丈夫という回答でした。
よし、この案でいこう!と思ったのですが、さらにいい案が出てきたのです。
解決策3:ロックレバーを使う
なんと、ボタンをロックするレバーがついているというのです。
電話をしながらホームページで確認したところ、確かにレバーはありました。ところが最新モデルで、10年前のガスコンロはついていないかもしれません。そこはメーカー、すぐに10年前のモデルも調べてもらったらついているとのこと。
実家に帰って、ガスコンロを確認したら確かにあった!普段はあまり使わない、グリルの時間設定をするフタを開けるとロックレバーがありました。その写真がこちら。
これからヘルパーさんに連絡をして、ガスを使い終わったらロックレバーでロックするようお願いします。10年前のモデルにもロックがついているって、ありがたいですね。当時から認知症のニーズがあったのか、子どものいたずら対策か? 後者ですね。
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今日もしれっと、しれっと。
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くどひろさん、こんにちは。ガスコンロ対策が簡単にクリアできて良かったです。料理好きなお母様は、ガスコンロが着火しないことに怒ったりイラつくことはありませんか?
また、電子レンジでの温めはできますか?お一人の時に温かい飲み物を飲みたい場合、どうされるのでしょうか?
我が家は、ガラスポットに入れたお茶や紙パック牛乳を、冷蔵庫に常にストックしてます。夏はそれを自分でコップに注いで飲みますが、冬は温めようとして電子レンジに入れ、そのまま忘れます。冬とはいえ脱水が心配です。
かみゅさま
イライラはしていませんが、今朝も見守りカメラで見ていたら何回もガスの着火ボタンを押してました。今まで使っていた電子レンジなら温めはできますが、20年近く前のモデルで故障してしまって使えないので、新しく買ったほうは使えません。なので温かい飲み物は、デイサービスで飲んでもらうしかないですね。
冬の脱水問題はうちもちょうど話題に上がっているところで、過食にならないよう調整しながら冷蔵庫の飲料を増やしつつ、熱中症対策同様の飲料も入れてます。
以前、電池切れを知らず、コンロが使えなくなって慌てたことがありましたが、逆にロックして使えなくする手段があるのですね。
aoiさま
機種によってはありますね!