6月から新しいデイサービス利用開始。在宅介護はどう変わったのか?

10年半利用したデイサービスの閉所に伴い、6月1日から新しいデイサービスの利用が始まりました。デイサービスによって開始時間が違うので、送り出しをする訪問介護のヘルパーさんも影響を受けます。どう着地したのでしょう?

デイサービスの開始時間の変更でヘルパーさんも変更に?

わが家では週6回、デイサービスを利用しています。5月までは閉所したデイサービスを5日利用し、もう1つのデイ(自費のお泊りあり)は1日利用しています。

最初はお泊りありのデイに1年くらい通っているので、母が慣れているデイを増やすのが普通だと思います。しかし理由は書きませんが、わたしの判断でそれは行わずに週5日を新しいデイサービスに全部お願いすることにしたのです。

新しいデイサービスは開始時間が早いので、これまでデイの送り出しをしてくれていた訪問介護のヘルパーさんの時間も全部変わります。そのことでわが家に慣れたヘルパーさんがいなくなったり、曜日がシャッフルになったりする可能性がありました。

母は新しいデイサービスに通うだけでなく、新しいヘルパーさんに変わるので大混乱となり、不穏な行動が増える6月になると覚悟していたのです。

しかしケアマネさんが新しいデイと調整してくれたおかげで、今まで通っていたデイサービスと開始時間が同じになったので、ヘルパーさんの変更はありませんでした。少しでも混乱要因を減らしたかったので、助かりました。

そしてわたしのメリットもあって、デイサービスの時間が1時間くらい長くなったので、わたしの見守り時間が減り、仕事に充てられる時間が増えました。

まだ新しいデイを利用して3日なので、これからどうなるかは分かりません。ただ5月半ばに想像していた大混乱の6月を、思っていたほど混乱なく迎えられていることは、正直ありがたいです。

新しいデイサービスとの関係もうまく築いていきたいですし、特に看護師さんやまだお会いしていないスタッフさんとの関係性が鍵になると思っています。遠距離介護で帰省すれば、皆さんとこれから何度も会うことになるので、うまくやっていきたいです。

2025年はケアプランの変更を何回もやっているので、できれば3か月から半年くらいは変えたくないです。さてどうなるか?

今日もしれっと、しれっと。


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ABOUT US
工藤広伸(くどひろ)介護作家・ブロガー
1972年岩手県盛岡市生まれ、東京都在住。
2012年から岩手でひとり暮らしをするアルツハイマー型認知症で難病(CMT病)の母(81歳・要介護4)を、東京からしれっと遠距離在宅介護を続けて13年目。途中、認知症の祖母(要介護3)や悪性リンパ腫の父(要介護5)も介護し看取る。認知症介護の模様や工夫が、NHK「ニュース7」「おはよう日本」「あさイチ」などで取り上げられる。

【著書】
老いた親の様子に「アレ?」と思ったら(PHP研究所)、親の見守り・介護をラクにする道具・アイデア・考えること(翔泳社)、親が認知症!?離れて暮らす親の介護・見守り・お金のこと(翔泳社)、医者には書けない! 認知症介護を後悔しないための54の心得 (廣済堂出版)ほか

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