今年8月に母を健康診断に連れて行き、血液検査をしたところ悪玉コレステロール値が高いと診断されました。
過去に同じ指摘をされたことはあったのですが、今回担当の医師から「今飲んでいるお薬はありますか?」と言われたので、「いえ、何も」と答えたら、えらく驚かれてしまいました。
医師の一言はとても重い
患者家族として、医師からそんなふうに言われてしまったら「先生、すぐに薬を処方してください」と反応してしまう場面です。健康診断だから、現実はムリですが。
しかも結果を聞いたあと、母と一緒に廊下で待っていたら看護師さんがやってきて「お薬手帳をもう1度確認させてください」と。
よっぽど悪い数値なのかもしれないと思いつつ、わたしは「かかりつけ医と相談して、考えます。ちょうど来月、受診する予定があるので」と伝えると、看護師さんは安心して帰っていきました。
翌月、かかりつけ医にこの様子をそのまま伝えました。わたしがあまり慌てなかった理由は、かかりつけ医の判断がベストだと思ったからです。積極的に薬の処方をしない先生で、必要なときに処方してくれます。
改めて健康手帳を見せ、ここ数年悪玉コレステロールの数値が悪化していることを確認。2年前の健康診断の際は処方はなかったのですが、今回から薬が出ました。ただしっかり効くお薬のようで、先生なりの処方をする方向で落ち着きました。
むやみやたらに薬を処方され、ポリファーマシー、いわゆる複数の薬の服用による副作用をわたしは心配しています。訪問薬剤師さんにはいつも、新しい薬の意味やポリファーマシーの相談をしていますが、母は82歳にしてはかなりお薬の種類が少ないらしいです。
年齢から考えて、さらにお薬は増えていくと思います。ただかかりつけ医と訪問薬剤師さんと相談できる環境にあるので、その点は安心です。
今日もしれっと、しれっと。
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