音声配信voicyでお伝えした年末年始の母の緊急事態の話

音声配信voicyで、12月から1月に起きた母の緊急事態の話をしました。音声のほうが情報量が多いのですが、テキストでもまとめておきます。ここで書かないと、このあとのブログの話がつながらないからです。ご興味ある方は、下2つ聴いてみてください↓

12月~1月で3回、訪問看護に連絡した

12月8日に岩手県二戸市で講演会があったのですが、登壇直前にデイサービスから電話がありました。デイから電話がある時点で、イヤな予感しかしなかったわけですが、トイレで軟便が大量に出て、血圧が低下してベッドで寝ているとの連絡でした。

壇上の舞台裏、まさに講演が始まるというときにLINEで岩手に居る妹とやりとりをしたら、夕方に実家に行けるとのこと。さらに講演会終了後にすぐデイに電話をしたら、復活してきたのでいつもよりも早く家に帰ると。そこで妹に様子を見てもらう流れになりました。

翌朝、わたしが実家に帰ったときには、母はそんなに問題なく、ちょっとお腹が痛いというくらいで、その後2週間ほど一緒にいましたが何もありませんでした。

次は12月28日。昼食後に母が台所の椅子に座ってぐったりし、呂律が回らなくなりました。わたしは東京で、妹が一緒だったのですが、昼寝したら復活。でも見守りカメラの映像から、おかしいという話になって、ケアマネさんに相談して、妹が脳神経外科に連れていきました。

MRI、心電図ともに異常はなし。妹とネット記事を探していたところ、食後低血圧じゃないかという話になりました。食事後に急に血圧が下がって、ふらついたのではと。家族の素人診断でしたが、これが1番しっくりきました。

さらに12月30日。世の中は年末モードでしたが、ポータブルトイレに血便が。LINEで画像を見たわたしは、朝8時に東京から岩手の24時間訪問看護に電話。

看護師さんに画像を送って見て頂いたところ、直腸からの出血か痔ではないかと。ただ年末年始のタイミングで当番医を受診しても、あまりいい診断は期待できないとのことで、緊急でなければ年明けにきちんと消化器内科を受けようという話になりました。

年末年始は母を妹が見ていて、特に体調も悪くなく。その後年明けに消化器内科を受診したら、緊急でないけど、大腸内視鏡検査をしないと分からないと。すぐに予約をしたものの、検査自体は2月になりました。

とにかく母の血圧の上下が激しくて、前は上が190になったこともあって、血圧を下げる薬を飲んでいたくらいでした。それが最近は上が70の日もあって、いったいどうなっているんだという感じです。迷走神経反射、ヒートショック、大腸の問題? 見立てはいろいろです。

まずはかかりつけ医に診てもらって、その後大腸内視鏡検査を受けてどうなるかですね。そこから介護の中身も大きく変わるかもしれません。

音声配信voicyの最新回は、2024年冬の遠距離介護の特徴について語ってます↓

今日もしれっと、しれっと。


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2件のコメント

排便排尿後の血圧低下によるものですよね。トイレで倒れて怪我をして、硬膜下血腫になる事がよくあるようです。倒れて怪我をしないようにトイレはクッションシート、手摺には配管用の防凍部材などの予防策をしていたほうがよさそうですね。

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ABOUT US
工藤広伸(くどひろ)介護作家・ブロガー
1972年岩手県盛岡市生まれ、東京都在住。
2012年から岩手でひとり暮らしをするアルツハイマー型認知症で難病(CMT病)の母(80歳・要介護4)を、東京からしれっと遠距離在宅介護を続けて12年目。途中、認知症の祖母(要介護3)や悪性リンパ腫の父(要介護5)も介護し看取る。認知症介護の模様や工夫が、NHK「ニュース7」「おはよう日本」「あさイチ」などで取り上げられる。

【音声配信Voicyパーソナリティ】『ちょっと気になる?介護のラジオ
【著書】親の見守り・介護をラクにする道具・アイデア・考えること(翔泳社)、親が認知症!?離れて暮らす親の介護・見守り・お金のこと(翔泳社)、医者には書けない! 認知症介護を後悔しないための54の心得 (廣済堂出版)ほか