テレビのリモコンを紛失し眠れない認知症の母

ある日の実家の居間の見守りカメラの映像。

居間がめちゃめちゃキレイに片付いてます。キレイに片付いているならいいのでは? と思われるかもしれませんが、見たところ本当に何もありません。

何もないというのはどういう状態かというと、テレビのリモコンもエアコンのリモコンも全くない状態をいいます。すなわち母がテレビを消せない、エアコンを消せない状態になるということです。

実家のテレビもエアコンも、スマートリモコンを使って遠隔操作できるので問題ないのですが、基本は母の目の前ではあまりやらないようにしています。

というのも見ていたテレビが急に消えたり、エアコンがついたりしたら、さすがに母もビックリすると思うんです、すぐ忘れてしまいますが。

ところがこの日は、居間から一歩も動く気配がありません。これではテレビの遠隔操作ができません。しかもデイサービスから帰ってきて昼寝ならぬ夜寝をしたらしく、22時を過ぎても目が冴えまくってます。

もしこれが真冬だったら、電気毛布のついた布団で寝てもらわないと危険なので電話するのですが、今は室温的には心配ないシーズン。夜遅くに電話するのも気が引けるので、そのまま寝てしまいました。

翌朝、録画された映像を見ると、夜中2時までテレビを見ていました。いつもの母だとこういう生活はしないのですが、やはり夜寝で体内リズムが狂ったようです。

紛失したリモコンはどこへ

体内時計が狂ってしまうと、昼夜逆転の原因になりかねません。うちの場合はこれをリセットしてくれるのが、デイサービスです。

デイサービスに行けば、母はシャンとして昼寝はしません。家に居れば好きな時間に寝てしまって夜寝れなくなる日もありますが、デイに行けばしっかり夜に眠くなって、体内時計が戻ります。

結局リモコンはどこからか出てきて、次の日には居間のテーブルの上に戻ってました。母の見える範囲の紛失でよかったのですが、たまにバッグの中に入っていて何日も見つからない場合もありますし、本当に想定外の場所に片づける場合があります。

テレビのリモコン操作も危うくなってきたので、いよいよスマートリモコンの人感センサーを使って、人の動きがなくなったら電源OFFの機能を使おうかなと思ってます。今度の遠距離介護のときに、テストしてみようかと。

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工藤広伸(くどひろ)介護作家・ブロガー
1972年岩手県盛岡市生まれ、東京都在住。岩手にいる認知症&難病(CMT病)の母(79歳・要介護3)を、東京からしれっと遠距離在宅介護を続けて10年目。途中、認知症の祖母(要介護3)や悪性リンパ腫の父(要介護5)も介護し看取る。認知症介護の模様や工夫が、NHK「ニュース7」「おはよう日本」「あさイチ」などで取り上げられる。Voicyパーソナリティ『ちょっと気になる?介護のラジオ』。認知症ライフパートナー2級、認知症介助士。
【著書】親が認知症!?離れて暮らす親の介護・見守り・お金のこと(翔泳社)ムリなくできる親の介護(日本実業出版社)医者には書けない! 認知症介護を後悔しないための54の心得 (廣済堂出版)ほか