エンディングノートを書けば介護者がラクになる3つの理由

エンディングノート

祖母の命日である11月4日前後には、毎年決まってエンディングノートの記事をアップし続けています。

認知症の母と一緒に書いた6回目のエンディングノートの内容

2018.11.05

こういう方法もある!亡くなった父に試した「口頭エンディングノート」

2017.11.08

「エンディングノート」は介護者自身を守るツールであることを理解して欲しい!

2016.11.04

介護者の皆さま「うちはコクヨのエンディングノート」3回目の更新です!

2015.10.26

両親や祖母の記憶が薄れる前に「エンディングノート」に残すことの大切さ

2014.11.04

【祖母の死で分かった】認知症介護に「エンディングノート」が絶対必要な理由とは?

2013.12.13


今年もその時期が来たか!ということで、母とエンディングノートを一緒に書きました。毎年使っているノートは、コクヨの『もしもの時に役立つノート』です。

エンディングノートを書けば、介護者がラクになる3つの理由をご紹介します。

人の命を代理判断しなくて済む

「心臓マッサージはどうしますか?」「気管切開しますか?」「人工呼吸器はどうしますか?」

延命措置を始めてしまい、途中でやめられなくなる・・・しかも本人の意思ではなく、家族の意思でやってしまった・・よくあります。

わたしは祖母の介護が始まったときには、認知症が進行していたので、本人の意思確認はできませんでした。それが心残りだったので、管だらけで死にそうな父に対して、遠慮なく延命措置の意思を確認して、その通りにしました。

人の命や最期を、家族が代理で判断するのは荷が重すぎます。エンディングノートで本人の意思さえわかっていれば、その通りにすることでラクになれます。

わたしは割り切れるタイプですが、その通りに実行できない方も中にはいらっしゃいます。

長い後悔をしなくて済む

介護を終えた方の講演を、今まで何度も聴いてきたのですが、介護を振り返って後悔する大きな理由は、「本人の思いを聞いてあげられなかった」です。

経済的な支援、介護に時間を割けなかったという理由もありますが、それよりも「本人の意思確認をそもそもしなかった、あるいは認知症が進行してできなかった、脳へのダメージがすごくて意思疎通ができなかった」のほうが、より大きな後悔を生みます。

わたしも祖母の介護は後悔しているのですが、父である程度回収したので、それほど大きな後悔にはなっていません。ただ、介護者の中には、介護が終わって5年経ってもまだ、後悔している方もいらっしゃいます。

エンディングノートで、本人の意思を元気なうちから確認しておけば、長い後悔をしなくて済みます。

自分の最期について考えるきっかけになる

わたしは公正証書遺言を作りましたし、エンディングノートも書き終わってます。何かあっても、妻はその通り実行すればいいので、わたしが通ったつらい経験はしなくて済みます。

エンディングノートを書くと、自分の最期について考えるきっかけになるし、そこからさかのぼって今を考えると、健康でいられることのありがたさ、生きているだけでありがたい、そう思えます。

介護のつらさも、命の重さと比較すると、いけるかも?なんて、わたしは思います。

エンディングノート、介護者と被介護者、一緒に書いてみてください。

今日もしれっと、しれっと。

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ABOUTこのブログを書いている人

1972年岩手県盛岡市生まれ、東京都在住の介護作家・ブロガー。認知症ライフパートナー2級、認知症介助士。なないろのとびら診療所(岩手県盛岡市)地域医療推進室非常勤。祖母(認知症+子宮頸がん・要介護3)と母(認知症+CMT病・要介護2)のW遠距離介護。2013年3月、2回目の介護離職、同年11月祖母死去。2017年悪性リンパ腫の父(要介護5)も別拠点で在宅介護したが死去。現在も東京と岩手を年間約20往復、書くことを生業にしれっと介護を継続中!NHKニュース「おはよう日本」、NHK「あさイチ」でこのブログが紹介されました。連載:介護ポストセブン(小学館)、著書:ムリなくできる親の介護(日本実業出版社)医者には書けない! 認知症介護を後悔しないための54の心得 (廣済堂出版)ほか