1/18新刊発売のお知らせ

【親の介護は誰がする?誰がやる?】介護スタンスを8タイプに分類してみた!

ある介護セミナーに参加した時、介護している方がしみじみとこう言いました。

「兄弟や姉妹は少ないほうがいい!」

その方は5人兄弟だったそうで、介護自体の大変さよりも兄弟・姉妹間の役割分担で疲れてしまって、本当にいやな思いをしたと言っていました。介護に関わる際の重要3大要素は、お金、口、時間。

「お金」 は介護費用を出せるかどうか、「口」 というのは介護に対して物を言うこと、「時間」 は介護に時間を割けるか ということです。これらを使って、介護スタンスを8タイプに分類してみました。あなたの配偶者、兄弟、姉妹、親戚は、どのタイプに当てはまりますか?

No.タイプお金時間特徴
1無関心型×××一切介護に興味がなく、介護放棄
2お金解決型××経済的援助だけするが、手は動かさない
3口だけ型××口やかましいだけで、何もしない
4同居型××距離が近いので、時間は割ける
5お札振りかざし型×金に物を言わせて、介入するも自分は介護しない
6ボランティア型×経済的援助はできないけど、介護はする
7サポーター型×お金も出す、介護もする。主介護者の方針に従う
8主介護者型すべてにおいて対応する主介護者タイプ

我が家を例にすると、わたしは主介護者型です。そして妹はサポーター型。介護において、理想的な形だと思っています。

この中で最悪なのは、口だけ型。介護はしない、お金も出さないくせに、口だけは偉そうな人です。無関心型も困るんですが、無関心は初めからカウントしなければ害はないので、主介護者から見れば無問題です。

別居中の父は無関心型ですが、実はこれでよかったと強く思っています。もし同居していたら、お札振りかざし型か口だけ型になっていたはず。別居している事で自分に介護が回ってきたわけですが、それでも別居は母にとって結果よかったと思います。

セミナーで大変だったと語っていた人は、無関心型、お金解決型、口だけ型、主介護者型の兄弟構成だったらしく、主介護者型のご本人はまとめるのにとても苦労したと。

長男、長女が人間できていればいいんですが、口だけ型であったり、お札振りかざし型、無関心型だと介護に苦労しますよね。兄弟のパワーバランスも介護には強く影響します。

いかがでしたか?主介護者になる予定のある人はタイプ分類をして、早い段階から介護から除外させておくのも手ですよ。

今日もしれっと、しれっと。

【2023年講演会予定】
1/29(日):埼玉県幸手市・杉戸町 → 内容の詳細


 


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東京と岩手の遠距離「在宅」介護を、10年以上続けられている理由のひとつが道具です。わたしが使ってきた道具を中心に、介護保険の杖や介護ベッドなど福祉用具も含め、介護者の皆さんがラクになる環境を実現するための本になっています。図表とカラーで分かりやすく仕上げました。

4件のコメント

初めまして
山田あしゅらと申します。

いつも有意義な記事、勉強させていただいております。
また今回の記事は
丁度書きたいと思っていたテーマでした。
厚かましいお願いで恐縮ですが
当方のブログで紹介させていただいてもよろしいでしょうか

山田あしゅらさま

コメントありがとうございます!

ブログで紹介して頂いて構いません。

こちらはわたしのオリジナル分類で、何か参考文献があるわけではありませんので
宜しくお願い致します。

父の介護者は、私、夫、妹。

妹のことで、困っています。口だけ型とまでは行きませんが、口は出すけど、自分のやったことに責任を持たないとでもいうのでしょうか…

妹が、父のdocomoの古いガラケーを新しいガラケーに変えてしまって、ちょっとしたトラブルがあったのですが、対応したのは私と夫でした。

妹は平日仕事で、土日の自分が何も予定がない時に帰省して、その時気づいたことを私たちに頼んできます。最近は、○〜○日の間に行ってほしいと言われたり、行くのを決めてから、やっぱり行かなくても良い、私もお金がなくて行けなくなってきたなどと言われました。夫も少し怒っています。

新しい父の後期高齢者保険証が見つからず、市役所に相談したところ再発行の仕方や国保関係の郵便物を私の方に送ってもらうことも教えていただいたのですが、妹が納得してくれるのか心配になってきました。

私もきょうだいなんていない方が良いと思うことあります。長くなって申し訳ありません。

sakoさま

介護中のきょうだい間の悩みは本当に多いですよ。ひとりっ子の方の介護の悩みも聞きますが、やっぱりきょうだいの悩みのほうが多いとわたしは思います。

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ABOUT US
工藤広伸(くどひろ)介護作家・ブロガー
1972年岩手県盛岡市生まれ、東京都在住。岩手にいる認知症&難病(CMT病)の母(79歳・要介護3)を、東京からしれっと遠距離在宅介護を続けて11年目。途中、認知症の祖母(要介護3)や悪性リンパ腫の父(要介護5)も介護し看取る。認知症介護の模様や工夫が、NHK「ニュース7」「おはよう日本」「あさイチ」などで取り上げられる。Voicyパーソナリティ『ちょっと気になる?介護のラジオ』。認知症ライフパートナー2級、認知症介助士。
【著書】親が認知症!?離れて暮らす親の介護・見守り・お金のこと(翔泳社)ムリなくできる親の介護(日本実業出版社)医者には書けない! 認知症介護を後悔しないための54の心得 (廣済堂出版)ほか